一角獣の繭 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825321

感想・レビュー・書評

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  • とうとう読み終わった建築探偵シリーズ19作目。最早ミステリとは言えなくて、只ひたすら最後に向かって突き進んでる感あり。
    ここまで来たらもう最後まで読むしかない。篠田さんも書き上げる決意らしいから読むの辛そうでも頑張らなくちゃ・・・。
    蒼があんまりひどい目にあわなくて良かった・・・。とうとう京介が去るラストは寂しい。

  • ロジックはボロボロだが、かなりきちんとしたトリックのあるミステリであることに驚く。少なくとも、前作よりはちゃんとしたミステリ。とはいえ、ミステリ部分はもはや付けたりだろう。クライマックスでの松浦との対決が伝聞形式で、さらっと流されるのはさすがに残念。ここまで来ると最後まで読むしかないなあ。

  • 前作読んだの大昔過ぎて何があったのか全然思いだせない・・・。お金持ちの集う都合のよいホテルと別荘にて。蒼と晶の出会い。恋じゃない気がする・・・って最初言ってたのがやはり当たってた、ってことなのか。色々と出来過ぎた仕組み。そして京介の失踪へ。うーん、あまり興味惹かれなくなってきたな・・・。

  • 早く次を読みたい、それのみ。
    とうのむかしに、どこが建築探偵やねん、という突っ込みもむなしくなりました。キャラクターなんですよね、きっと。
    完結まで、あと二つ

  • ■家族惨死事件の生き残りの少女と蒼の宿命的な恋――

    6月の緑の森の、白い花の咲く木の下でぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣(ユニコーン)と。放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無惨な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは。シリーズ最高潮!

  • 桜井京介シリーズ。
    此のシリーズもあまりに長くて付いてこられない人はおいて行く!そんな潔さがいいです。
    私は付いてゆきます。

  • あー

    あと2作(涙)

  • 学生時代に読んでいたのを再び手にとっているシリーズ。
    なぜか母親も嵌っているのが不思議といえば不思議。

    さてシリーズ終盤のこの巻、桜井さんがわりと空気でした。
    私は深春がすきだからいいんですけど、なんかねぇ…。
    作者が言ってるように、蒼や深春がワトソンで京介がホームズっていう役割だと、もうこの物語進めづらいよね…蒼も成長してるし。

    個人的に催眠術で操って殺人、というのは反則だと思っているので、推理部分は流してよんじゃいました。

    個人的には深春とお嬢様でくっついていただきたいです。

  • 建築探偵シリーズ 第17巻

    蒼が運命の女性とめぐり逢う?
    他人を操作することに愉悦を思う
    犯罪者 松浦(宿命のライバル?)
    謎のお父様も発動!

    ・・・松浦?
    那須の事件?

    ・・・第10巻か!(未読)

  • 六月の緑の森の、白い花の咲く木の下でぼくは君と出会った。人の姿をした美しい一角獣と。放火殺人の生き残りである少女に、宿命のように心惹かれていく蒼。しかし少女の母は、眼窩をイッカクの牙に貫かれて無惨な死を遂げる。すべてが明らかにされたとき、桜井京介の下した決断とは。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1991年、ミステリ作家としてのデビュー作『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となる。著書に、『建築探偵桜井京介の事件簿』『龍の黙示録』『黎明の書』『レディ・ヴィクトリア』『イヴルズ・ゲート』シリーズなどがある。

「2022年 『レディ・ヴィクトリア完全版1〜セイレーンは翼を連ねて飛ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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