- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061825437
感想・レビュー・書評
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短編集かと思いきや、まさかの続きものらしいので。②で完結なら、①ではなく上とか記載してくれねえか。あと、第一話の地の文は場面が飛びがちで、あんまり書きたくなかったのかなとも邪推してしまう。
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(収録作品)破滅の箱/二階にいる生物/ルミノス星人の陰謀/ガラスの手を持つ男/大爆発
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一日もかからなかったよー。一瞬で読み終わってしまった。続き借りてあるぜ、うふふ!
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洗脳、心理破壊が軽い、早いな
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ミステリでは定番の刑事小説を、牧野さんはこう書いてしまうのかと!平穏な町が徐徐に「悪意」に侵食されていく様は鳥肌が立ちます。個性的な人物も魅力ですが、この一冊でかなりがお亡くなりになっているのが(泣)主要人物でも容赦なく酷い目に遭っているので痛さに耐性を持っていないと読むのがキツイかもしれません。
上巻と銘打っていますが、終盤は緊張感クライマックス!!な感じだったので、御預けをくらった気分。
『再生の箱』でも存分の悪意を魅せてくれることを期待しています。 -
トクソウという警察署の厄介者を集めた部署を舞台にしたサイコミステリー。短編連作形式でつづられている。とりあえず、一巻目は謎も伏線もきれいに回収されているものの、「続く」という感じ。二巻目が楽しみ。
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初読の牧野作品。全2巻で発売されていたから
ある程度分かってはいましたがこちらは
どうやら壮大な前振りの巻のようですね。
でも初めて読む牧野作品、思った以上に
面白く読めました。
ミステリや警察小説だと思って読むとアレですが
ホラーっぽいエンタメ系の作品として読めば
色んな事が気にならないくらいイケます。
一つの悪意のある実験により誘発される犯罪...
以前に五條瑛さんの作品で似た様なプロットの
作品を読んだ記憶がありますが、どちらも面白く、
こういった立証しにくい犯罪者(と呼べるの?)の
異常なまでの狡猾さが突き抜けていっればいる程、
読んでいると面白いw。
今作は今作で完結しつつ、ファイル2でここから
どう展開されるのか楽しみ! -
牧野修が正攻法のミステリを書くなんて。
読みやすいし、話はおもしろいし、伏線はきれいに回収されているし、
でもトクソウの面々は変だし……一級のエンターテインメント。
とんでもなく怖い話なんですけどね。
人によっては、『沙粧妙子』思い出す人もいるんじゃないかな。
さて、『再生の箱』を読まないと。
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