- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061825789
感想・レビュー・書評
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そうそう、これの登場人物たちくらい、トリックとしてあり得る仮説を出し尽くしてこそ、真相が明らかになったときにどんでん返しになるんだよねぇ。ちょっと検討すれば考えつく程度の真相を守るために、推理するシーンを入れない中身の薄いミステリが最近多いから困る。
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Xシリーズ、3作目。
事件そのものはごく普通と言うか、最初の見た目が奇抜だっただけ、という感じ。しかし、他のシリーズのような、動機が不明瞭で得体の知れない気持ち悪さはない分、読みやすい。主メンバーたちも、他のシリーズと比べると、随分普通で素人っぽい感じで、私的にはこちらの方が親近感が湧く。萌絵ちゃんにしろ、犀川先生にしろ、私にはちょっと超人的過ぎなのかな。このシリーズでも、ちょこっと出てくる分には嬉しいけれど、それ以上はいい、というところ、、、、。とは言いつつ、椙田さんとのニアミスにはニヤニヤ。シリーズ読者には堪らない場面です。それにしても、椙田さんは前シリーズと比べると、随分シビアなキャラになったような、、、。真鍋くんにデート代のお小遣いをあげちゃうところは、昔のらしいところが出ててキュンとしちゃいましたけど。 -
「あんな高いところに、どうやって死体を上げたのでしょう?」有名マジシャン・牧村亜佐美の自宅敷地内で発見された他殺死体は、奇妙なことに、地上約十五メートルのポールの上に掲げられていた。被害者は、前夜ファンと牧村の会食中に消えたマネージャだった。事件関係者の調査依頼を受けた《探偵》鷹知祐一朗は、複雑に絡み合う人間関係の糸を解きほぐし、犯人の意図と事件の意外な真相に迫る。ますます好調Xシリーズ第三弾!!
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森博嗣作品は発想が奇抜な点が他のミステリーと一線を引いていると思う。またトリック云々より、登場人物たちの関係や会話が面白い。
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既読
文庫版 -
前2作より読みにくかった。
小川さんの出番が少なかったからかな。
西之園さんが沢山出てきて懐かしかった。
結局動機は何だったんだろ… -
西之園萌絵の残滓で読んでる感じだけど、たまには読んでもいいかなと。
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過去の既読本
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