- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061825802
感想・レビュー・書評
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ちょっとくどくどしかった。
怪談と思わせて…
で、結局子供は誰で、
仕掛けをしたのは誰だったんだろ? -
京極堂は妖怪だけど、こっちはお化けの話。
オーソドックスな怪談が元ネタになったるんだけど、前半に凝りすぎたせいか、ちょっと話に乗っていくのが難しかったです。
最後のオチも伏線を探してやっとどういう話かわかるぐらいだったし。 -
毎夜いつの間にか崩れる石垣に現れる女
龍神沼に浮かぶ水死体
帳場に現れる女
樹木の上の女
寺の参道を縄をぶら下げて歩く女
地下の座敷牢で這う人
猪牙の後ろをついてくる水死体
長屋を通り過ぎるいないはずの母娘
いろんな人やら怪談やら思惑やらが入り乱れて、どこに向かうんだろうと何度も思う。
ただ、ちょくちょく挟まれる怪談は怖い。
帳場の女、なんなのー。
怪談が物語る真実が最後に真相をあぶり出すわけだけど、酒好きでとぼけた面々が最後まで楽しい。 -
途中で挫折しそうになりながらも
だんだん
面白くなっていった。。
続編も気になる。。 -
城下の掘割で若い女の幽霊を見たという普請方の男が、まもなく病で死んだ。女の姿を見た者は必ず死ぬという噂が囁かれる折、お家騒動が持ち上がり家老が闇討ちされた。怖がりで純情な甚十郎と酒と怪談を愛する浪人・平松左門が、闇に溶け込んだ真実を暴く痛快時代活劇!第38回メフィスト賞受賞作。
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江戸を舞台にした怪談長編(ホラーではない)。お見事。
ラストがちょっと笑えていい感じでした。苅谷は和むなあ。左門の気持ちも分かる(笑) -
時代小説であり、ミステリ小説。
怪談小話がたくさんで若干散漫な印象ですが、ラストではひとつに終束されます。
犯人は推察できていましたが、まさか一方でああいうことをしていたとは。
恐れ入りました。