探偵小説のためのエチュード 「水剋火」 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.13
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本棚登録 : 202
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825918

感想・レビュー・書評

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  • まず、いわゆるドタバタ系ラノベを読める耐性がないと
    読むのに非常に体力を強いられます。
    耐性があっても、取っ散らかっている表現が
    とてもじゃないけどきついです。

    ただし、唯一興味深いと感じたのは
    魔というのは人にたやすく救うということ。
    今回の魔はある人の闇に巣くって
    一連の犯罪を犯したのです。

    癖の強さが全部台無しにしてるねー。
    設定はいいだけに。

  • 読みにくいのか読みやすいのかよくわからない文章だった。裏表の豹変が非常に好み。

  • 著者のシリーズの中では1番読みやすかったです。天帝シリーズのようなねちっこい青春なんかではなく、さっらっと青春ちょっぴり百合なんてあたりも非常にツボでした。おそらくこの本を出版した時点で、シリーズ構成にするつもりだったのでしょう。兄との確執など続きが気になるのですが、いかんせん入手できるかという問題が…
    ミステリ部分はと言うと、言わずもがな。相変わらずの理論武装で、ははぁと唸るばかり。
    とりあえず3冊目までは手元にあるのでシリーズ2作目も近いうちに読もうと思います。

  • いつにもましてテンションが高く(「ぞなもし」!)、読んでいて若干不安になるが、ペダンチックな文体としっかり解決のされる事件で一安心。星の巡りやら妖魔やら言いながらも、一応「探偵小説」だった。でも天帝シリーズと比較しちゃうと、ラストのどんでん返しや如何にもなトリックがなくてすこし寂しい。楽しかったけども。

  • 08/05/2014 読了。

    図書館から。
    天帝シリーズの方が読みやすいかなぁ…。

    外田さんのキャラがツボ。

  • 図書館にて借りる。コモはやっぱり……なんだろうなぁ。

  • 古野まほろ新シリーズ(つってももうだいぶ前の本なんですけど…)

    今回も衒学的というか、色んなところからひっぱってきてしっちゃかめっちゃかなんだけど、天帝のある種のナルシスティックな文体では無くて、もっとジャンキーな文体の印象。アニメとか漫画とかの引用が多分かなりあるんだけどフォローしきれない。というか最初あかねの妄想が暴走(韻を踏んでいるわけでは無い)しまくってて何言ってるのか良く分からない部分が多かった。だんだんノって来てからは、結構癖になる文章だったけど。

    るいかの陰陽道も普通予想される様なおどろおどろしいものじゃなくて、呪文も漢字も余りつかわれずひらがなばかりだし(そのせいで何を言ってるのかさっぱり分からない)、式神もなんかかわいいし、ポップな感じを狙ってるのかな。

    天帝以外のシリーズはどうなんかなーと思ってたんだけど、それとはまた趣が違って結構好き。

    大村先生かっこいい!

    あと微妙に勁草館の話が出てきてニヤニヤ。


    (以下ネタバレを含みます)

    まああれですね、砂糖が盗まれた!って時点で「はいはい粉塵爆発粉塵爆発」ってなってしまったので正直謎解きには驚きが無かった。
    というか、ぼかーん!ぱりん!うわあ!って流れだったんだ!って言って、爆発現場から転落事故まで窓を開けたら一直線なんだ!ってなったら、
    うふふ分かっちゃった、なるほど爆風で落ちたのね!
    って思ったら違った。まあそうか、人が落ちる程の爆風だったら近くの窓ガラスが割れるか。
    しかし長さが短いせいか結構伏線が露骨な気がする。

    あと毎度のように事件が起きるまでが長過ぎるよ!
    まさか250P程度の本なのに半分近く事件が起きないってどういうことだよ!

  • キャラは可愛かったが読みにくい~

  • 「解ったつもりになっただけじゃぞ。また黒い憎しみで溢れる。それが人間、それが世界。他人とはそういうもの。解りあえたと思うた刹那開いた心が犯される。それが他人。他人とはおまえを嬲り苛むだけに存在する業よ。呪いよ。おまえの望みを焦らし裏切るそれが他人の正体じゃ。」シリーズ第1弾。これはこれで面白い。天帝シリーズとの繋がりがどうなるのか気になる。

  • ようやく手にする事が出来たこのシリーズ!! かなり昔に読んだ
    「天帝〜」シリーズ(このシリーズって文庫は幻冬舎からなんですね!!)
    がイマイチ自分にハマらなかったんですが、「群衆リドル」が
    かなり面白く読めたので、是非読みたかったんですよね。

    シリーズ1作目となるが故なのか、中盤までは事件らしい
    事件はあくまでも伏線として展開されている為、少々
    退屈...というか...余りにも膨大で細かい小ネタ満載で
    自分程度の知識ではその半分も拾えず...orz
    それでも、充分楽しめるんですが、元ネタ知ってる人には
    ニヤニヤの止まらない作品なんでしょうねー。

    中盤以降の学校内で突発的に起こった爆発による殺人事件から
    一気にミステリ色が濃厚に漂ってきます。タイトルにある
    「探偵小説」としての基本は網羅され、プラス、ガジェットも
    満載で体裁的には歪な青春小説風ですが、ちゃんとミステリと
    して最後まで展開してくれます。面白いっす。
    「天帝〜」が苦手だった人は、逆にコッチから入って、遡って
    いくのがいいのかもですね。

    余談ですが「水」「火」「土」が近所のブクオフの100円棚に
    並んでいたのを一気購入w。残りを同様に探すのは難しいだろうなー。

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著者プロフィール

東京大学卒。リヨン第三大学法学部第三段階専攻修士課程修了。元警察官僚。2007年『天帝のはしたなき果実』でデビュー。以後続く「天帝シリーズ」は、高校生、大学生を中心に熱狂的なファンを獲得。他著作に『絶海ジェイル』『背徳のぐるりよざ』『その孤島の名は、虚』など。

「2021年 『監殺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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