十二月は聖なる夜の予告殺人 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826052

感想・レビュー・書評

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  • 【図書館】あー、確かにこれは11月・12月をセットで読まないといけないやつだ。琴葉、マフラー編みすぎ。人死に出過ぎ。後味よくないなぁ…タイトル詐欺もやめてほしい。

  • うーん。長いシリーズの中で、だんだんと歪みが大きくなってきて、どうにもならなくなっている気がする。
    本書のアイデア自体は面白いと思うし、だからこのアイデアを「単品」として仕上げたら、いい作品になってたと思うんだよ。
    でもあえてシリーズに組み込まないといけないから、そのためのひずみが目立つ。惜しい。残念。

  • 今回は「あとがき」を先に読んだのが功を奏した。
    というか、「十一月と十二月、二冊同時刊行の意味」とか言われても、発売時入手じゃないと意味ないよね、それ。
    後日、このシリーズを知って買った人はおいてけぼりですか。

    まあそれはいいとして。
    豪華キャストの皆様でお届けされて、名前がだれがだれなんだかw人物相関図がぐっちゃぐちゃですw(それは、わたしの脳の処理が悪いからですが)
    ただ、解決方法はちょっと尻すぼみ感。
    そして、読むなら、十一月と十二月はセットで読まないと、意味がわからないとおもう。作者は「セットで読めばより楽しめる」と言ってますが…。

  • 3-

  • クリスマス直前にイベントスペースから落下してきた謎の男の遺体。現場にいた霧舎学園の芸能人・湯浅アユ。現場に残されたメモ。商店街のケーキ屋の爆発事件。現場で目撃されたキグルミを着た犯人グループ。何者かに学校に撃ち込まれた不発弾。爆発物の取り扱いミスで火事になった小屋。小屋の中から発見された遺体。事件の関係者と思われる若旦那の遺体。中込医院の病室から発見された亜村事務長の遺体。前回発見された「亜村事務長」の遺体の身元は?湯浅アユが入院する病院に押し掛けた謎の男。一瞬の停電の間に殺害された男。芸能記者・馬込の遺体。予告殺人と見立て殺人の謎。

  • クリスマス前のショッピングモールにやって来た琴葉らの目前で、男性が墜落死した。
    翌日、商店街ではケーキ屋が爆発。
    どちらの現場でも目撃された雪だるまの着ぐるみとの関連は? 
    新たな事件へのカウントダウンが始まる…。

  • 学園推理であるけど、かなり本格的です
    おちゃらけ手いますけど、
    推理小説分類学の勉強ができます
    あと3ヶ月か・・・

  • 持っているのはプレミアム版なのでそういうことだろうと思っていたにも関わらず、今月もおまけにやられました。よくよく見れば、ずばりそのままそのとおりなんですよねぇ。12月を読むと11月の事件にまったく違った側面を見出せるという手法も面白かったです。そして8月の咲さん、9月の××に続いて、今巻ではついにユイが登場! 時系列的にはここから『霧舎巧傑作短編集』に続いていくわけですね。「霧舎学園」も良いですが、「《開かずの扉》研究会」好きな自分としては興奮しっぱなしでした。

  • まさか続いているとは思わず間を空けて読んでしまった。そのせいかストーリーに物足りなさを感じる。疾走感?緊張感?

  • P.38まで。返却。

  • ブックデザイン / 熊谷 博人・釜津 典之
    カバーデザイン / Veia
    イラストレーション 西村 博之
    写真 / amanaimages

  • オールキャスト、という事で、うすら覚えのある人から
    いつも出てくる人まで、大量(?)投入。
    思い出しつつ、な状態でした。

    しかし本編は普通に殺人が起こりますが
    まったいらっとする女の子が増えてます。
    なのに文句が言えないヒロイン。
    どうして言わないのだろう? という前に
    面倒だからいい、というのは共感できます。
    が、放置するのが一番ですが、付け上がらせる要因にも。
    関わり合いたくない人種です。

    そういう意味では自分勝手具合がものすごく多かった話かと。
    先生含み…というか、聖職者のくせに
    そんな事でいいのでしょうか、男の先生。
    こういうのが先生だと、本当に面倒です。

  • 霧舎巧の連作学園ミステリー。
    面白いんだけど。。。
    作者の遅筆は連作完成の時期を推理できないw

  • 今回の小道具は素敵☆

  • 11月と合わせて読まないといけないのが難点。
    別々に読んだので、分かりにくかった。

  • 「十一月」との同時刊行にはやはり意味があったらしく、事実上の上下巻もの。
    あとがきを読んでいるとだいぶ悩まれたみたいで、確かに面白い仕掛けだったんだけど…。 説明は都合がよすぎ、駆け足気味な展開とやや強引な辻褄合わせは物足らなさも残る。
    十一月で未処理だった疑問やその後などの多くはこちらでフォローがあるものの、 過去の出来事扱いなのであっさりとしてこちらも物足りんです。なぜしなかったのかは理解できたけど、やはり前巻でそこだけぼやかしつつでも、エピローグが欲しかったな。さらに前巻と同じく、バッサリ切られてしまうような終わり方には余韻も何も…ねぇ?
    今後の展開を予兆させるやり取りがあり、そちらについては興味が湧くんだけど、仕掛けありきで空回りしている印象が強く、十一月と合わせて何とか…というところです。

    ところで、この学園、琴葉ママや理事長の時代やそのほかにもこんな事件おきて、殺人やらあるなんて、物語だからいいものの普通に考えたらすごい学校ですね。

  • 「十一月」とまとめて読むべきです。まさかそういうつながり方をしているとはねえ。ミステリとしてはあっさりめかな、と思いますが。シリーズ恒例、「おまけ」に仕込まれた仕掛けも面白いし。
    にしてもあの伝説ってやっぱり呪いなんじゃ……(笑)。

  • 確かに2冊一気に出さなきゃだめですねコレ。内容はあんま面白くなかったです。なんかどんどん面白くなくなってく

  • 2010年2月

  • クリスマスのアドベントカレンダーとシール付き
    11月の完全な続編。

    クリスマスのイベントで、アイドルの目の前に男性が墜落死。
    翌日にはケーキ屋が爆発。
    11月で登場した病院の事務長の死体が発見されたり、学校に不発弾が発射されたり、、、。
    クリスマスの1週間前から1日ごとに起こる事件。
    犯人の狙いとアドベントカレンダーによる予告殺人とは?


    11月の時点でおかしいと思っていたのに、このオチに気づかなかった!しかも限定版買ってたのにw
    久々にヤラレタ~って思った。

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