紙の碑に泪を  上小野田警部の退屈な事件 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826090

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳ミステリを読みながら犯人との対決の時を待つ上小野田警部。果たして彼は犯人のアリイバイトリックを崩せるのか……。
    捜査資料を通じて事件の全貌が明らかになっていく一方、作中作である翻訳ミステリ「紙の碑に泪を」はどんどんアレな方向へw。
    やがて明らかになる二つのパートの関係と、数々の伏線に思わずニヤニヤ。
    クラニーのいう「渾身の変化球」を堪能させていただきました。

  • 一応犯人当てのミステリとしても読めるのかな? でもこれをフェアと取るかアンフェアと取るかは、かなりぎりぎり。そしてあの仕掛けにもびっくり……というよりあまりのことに笑えます。そんなんありー!? これは気づかない、気づけないよぉ。
    作中に登場するふざけたタイトルの小説の数々、かなり読んでみたいと思う私です。ハイクニンジャもとんでもなく面白そうな気がしますよ。

  • きっとパズル性の高い作品である事は
    予想したうえで挑戦するつもりで読んだのですが...。

    結果...惨敗(笑)。
    全く解けませんでした。もちろんその、曰く付きの
    部分には疑問点を感じながら読んでいたんだけどなー。
    全然気付けません。

    たまにはこういった作品を読むのもいいスね。
    200ページくらいだし、丁度いい。

  • 2008/10/11読了

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著者プロフィール

1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。印刷会社勤務を経て1998年より専業作家。ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する。2008年「火盗改香坂主税 影斬り」(双葉文庫)で時代小説家としてデビュー、好評を博す。「小料理のどか屋 人情帖」は、満を持して放つ待望のシリーズである。

「2022年 『祝い雛 小料理のどか屋 人情帖36』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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