UFO大通り (講談社ノベルス)

  • 講談社 (2008年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061826182

みんなの感想まとめ

多様な事件が織り交ぜられたミステリーが展開され、読者を引き込む魅力があります。特に、元ヤンキーの変死事件とUFOの目撃談が絡む「UFO大通り」では、奇妙な状況が次々と明らかになり、御手洗の鋭い推理が光...

感想・レビュー・書評

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  • 2006年。何回目かの再読。
    「UFO大通り」1981年。まだ御手洗くんが馬車道にいたころの事件。UFOを見た、宇宙人が戦争をしていたという老婆が現れる。息子は認知が進んだとみて施設にいれようと。それを阻止しようとする小学生からの依頼。御手洗くんは子供にはやさしい。
    「傘を折る女」1993年。御手洗くんが馬車道にいた最後の年。ラジオをきいて雨の中傘を車に轢かれる女の行動に興味を持たれてしまったところが運のつき。
    総じてアナフィラキシー。

  • 鎌倉の閑静な住宅街で起きた奇妙な殺人事件。時を同じくし、事件があった家のそばに住むお婆さんが、自宅前の道をUFOが通過し、裏山で宇宙人が戦争を始めたと吹聴し始めた。目撃されたUFOと事件との関係に御手洗が迫る。

    御手洗モノを読んだのは久しぶりだと思う。収録の中編「傘を折る女」は御手洗の凄みを感じさせるには十分だけど、やはり島田荘司らしい「やり過ぎ」感が鼻についた。映像化もされているらしいが、どんな仕上がりだったのだろう?
    (C)

  • 御手洗さんと石岡さんの話。久しぶりに読みました。

  • 以前、切り裂きジャック百年の孤独を読んでいたので、
    今回の殺人事件の推理が早めにできました。

    二話目の山手の幽霊は、
    なんともやるせないしでした、現実にこのトリックが通用するのか知りたいです。。

  • ひさしぶりの小説読書。
    御手洗節がいいかんじ。

  • 表題の中編と別の一編の二作品の入った巻

    島田荘司の作品を読む時、個人的には実はあまりミステリー部分に興味があるわけではない(おい)
    それよりも、その犯罪を起こさなければならなかった状況や、
    その時の犯人の心理行動などの吐露部分に強く心が動かされる。
    なんというか、彼のミステリーには叙情性がある。
    そこが好き。
    そう言う意味で、入れられた二作のうち、後半の物語の方が好きだ。

    本作は御手洗潔もの。
    二作のどちらもいわゆるトリックものではなく、
    偶然の結果がわけをわからなくしている状況を御手洗潔が解き明かす。

    特に後半の話は、いつもならすっ飛ばされる彼の思考のたどり方がわかって興味深い。
    でも、僕の興味はやっぱり犯人の側から見た事件の真相部分に惹き付けられる。
    つまり、やっぱり、僕は島田作品をミステリーとして読んでいないんだな。

  • 面白かった!

    2本立てで、UFO大通りの宇宙戦争のネタ明かしは
    なるほどぉーとうなずくものがった。

    傘を折る女はしょっぱなから、面白くて
    一気に読んでしまいました。

    女性ならどうするか?御手洗潔の推理が鋭くて
    すごい爽快感でしたよ!

  • 読んだけど覚えてない!
    傘を折る女のほうはすごいはっきりと覚えてるんだけどなあ。

  • 「UFO大通り」と「傘を折る女」の中編2本。
    これと「IgE」を入れて「○○○○ー」三部作、な〜んて。
    それにしても「UFO大通り」の御手洗さんは、
    弱いものに対する優しさと、暴力的なものに対する不屈さに溢れてて、
    とても素敵です。なんだかとってもアクティブ。
    「傘を折る女」はねぇ…、まさに「自分だったらどうするか」だねぇ。
    島田さんの死刑制度に対する思いが少し入ってるのかなぁ。

  • 久々に読んだ島田荘司。期待を裏切らないね〜

  • 『UFO大通り』
    御手洗潔シリーズ

    ガス・スタンド勤務をやめた小寺の死。ガムテープで目張りされた部屋。天井からつるされたガムテープ、ヘルメットをかぶり白いマフラーで毛布をかぶった状態での死。事件から2日後近所に住むラクさんが見た「宇宙戦争」。小寺の恋人・柴田明美の死。銀色のスプレーで塗装された死体。

    『傘を折る女』
    御手洗潔シリーズ

    雨の日に車の傘をひかせた折る女。過去に起きたバスジャック事件。事件当時バスから逃げ出した祖父江宣子。いらだった犯人に母親を殺害された雪子。宣子の部屋のハムスター。祖父江宣子の部屋で発見された宣子の遺体と町屋歌子という女性の遺体。

  • 御手洗シリーズの中篇が二作入ってます。
    突拍子も無いような状況にするすると意味づけされていくのが面白いです。
    島田作品はとにかく読みやすいのでお奨め。

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著者プロフィール

1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

「2023年 『ローズマリーのあまき香り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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