紙魚家崩壊 九つの謎

  • 講談社 (2009年3月1日発売)
2.90
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061826373

みんなの感想まとめ

ほんのりホラー風味のミステリ短編集で、軽快なテンポと独特のキャラクターたちが魅力を引き立てています。短編形式なのでサクサクと楽しむことができ、難解な点もあるものの、全体としては気軽に読める作品です。薀...

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと薀蓄を語り過ぎる(とは言え、この作者の特徴ではあるのだけど)ために、本来の「本格度」が殺がれた気がする。

  • うーん……私にはあわなかった。面白さがさっぱりわからず、残念。

  • 面白いのだけどちょっと分からないのもあって、いずれにしても短編だからサラリと読めて楽しめた。

  • おにぎり、ぎりぎりが素敵でした

  • 何だかちょっと頭を働かせないとわからない難しい物語もあり

  • 読めなかった。

  • 9つの短編集。
    氏曰く「ミステリ風味の小品」とのこと。
    好き嫌いが分かれそうだな、というのが率直な感想ですが、個人的には好きです。
    『新釈おとぎばなし』はタイトル通り、誰もが幼少期に触れたであろうお伽噺についての非常に興味深い講釈があったりと、北村先生ならではの丁寧で遊びのある作品といった感。
    全体的に色んな風味の作品が集められていて面白かったです。

  • 北村センセイは本気でこれらの短編を書いたのか、気になる。それぐらいつまらなかった。本当は★0。

  • ほんのりホラー風味のミステリ短編集。といっても本格ミステリにはよくある程度で、ホラー要素は極わずか。しかも怖くないので安心して読めます。怖いのが大の苦手な私でも、夜中に読めましたので。
    「おにぎり、ぎりぎり」の稲村先生と水町先輩が可愛らしい。こういう人、いるなあ。今度私もぎりぎり握ってみよう。

  • 大好きな作家さんの短編集。勝手に予想してた内容とは反して怖かった・・・がやはり面白い。きらりと光る言葉の数々がさすが。

  • 特記になし、個人的に面白くなかった

  • 好きな作家の新刊なんだが、あんまり好みではないかなぁ
    短編はすきなんだけど、一つ一つの味付けが違いすぎるというか
    かちかちやまの話は面白かったです

  • 九つの謎と銘打っていても謎の解明がメインではない。ほとんどが雰囲気読みをするような類の話。
    「溶けていく」と「白い朝」は面白い。半面「新釈〜」は長さのわりに微妙な感じ。知識雑学の羅列に思えてしまう箇所がある。

  • 壊れる心について、あるいは秘められた想いについて、そしてまた、いくつかの謎についての物語。おとぎばなし「かちかち山」の真相とは…?ミステリ風味の小品集。

  • えぇ〜!!北村薫ってこんな感じだったっけ??
    う〜ん。短編集なんだけどホラーっぽい括りになるのかな。
    あんまり好きじゃない。

  • 先日読んだ「なぜ絵版師に…」のように、古典名作の題名をもじったものかと思ったのだけど(「アッシャー家の崩壊」エドガー・アラン・ポー)内容はあまり関係なかったみたいだ。
    ホラーがかったものから日常の謎モノまで作者の幅広い作風が楽しめる。やっぱりうまいよね。

    「溶けていく」同僚だったら怖すぎ。妄想のし過ぎに注意、と言ったところかな。
    「紙魚家崩壊」やっぱり本は借りる派でしょう(作家の方、出版社の方ゴメンナサイ!)でも日本の住宅事情は…
    「死と密室」ミステリ作家としてはやはり密室ははずせない。
    「白い朝」牛乳配達って最近みないよね。日常の謎、覆面作家シリーズに似た雰囲気で好き。
    「サイコロ、ころころ」は佐野洋風の洒落たショートショート。
    「おにぎり、ぎりぎり」アリバイトリック(笑)でもこういうのってあるかもね。
    「蝶」情景は美しいけど…
    「俺の席」阿刀田高風かな。実はこういうのがコワイのよ。
    御伽噺「あれとキリギリス」あれ、と書くとこうまでも怖くなるんだな。
    「狸殺人(獣)事件」視点がいい。まぁありがちかもしれないがおもしろかった。

  • 読みやすいところもあれば読みにくい作品もあり,ちょっと理解しずらかったかな。

  • 北村さんだったので期待しすぎてしまった。けれど作者も楽しみながら書いたであろう「新釈おとぎばなし」は<カチカチ山>をミステリーにするという他では読めない異色作なので、それだけでも私には読む価値があった。他の作品では「白い朝」がいいですね。キュートです。

  • 何だかすごく悪ノリして書いたという印象がする短編集。ミステリの髄だけ残して好き放題に料理されています。本格ミステリが好きだからこそ斜に構えて見てみたい、いつもと違う切り口で味わいたい。そんな欲求を叶えてくれる本です。でもやはり悪ノリの印象が強いですな。
    そんな中、「白い朝」のようにしっとりと読ます作品が混じっているのが北村薫ならではなんでしょうね。しかもきっちりしっかりミステリですし。

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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