奇蹟審問官アーサー 死蝶天国 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 65
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826441

感想・レビュー・書評

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  • 「魔界への十七歩」かな。
    偶然っておそろしい……。

  • 奇跡審問官アーサーシリーズの短編集。
    長編の方が読み応えありますが、こっちはこっちで読みやすくて面白かった。
    アーサーがめっさ秘境ばっかり出かけております。
    短編なので、トリックはどれもスッキリ理論的。

  • 奇蹟審問官アーサーの2作目です。

    今回は4本の中短編で宗教論争も無く、
    事件とそのトリックだけに集中出来たので読み易かったです。
    もちろんそこはアーサーが出向いているのですから、
    一見奇蹟とも思われる事件の数々なんですが。

    アーサーは地球上のいろいろな場所に出没しています。
    実際ヴァチカンにこんな人がいるなら西へ東へと相当忙しいですよね。
    また密室物もありますが、
    個人的には3つ目の『聖なるアンデッド』が良かったです。
    薄暗い雰囲気が好みでした。
    アーサー以外にもう一人奇蹟審問官が出てきますが、
    ひょうひょうとしたおじいちゃん神父様でいい味出してます。
    4つ目の『生まれゆく者のメッセージ』は、
    ミステリーとはちょっと違うと思いますが、
    キリスト教とチベット仏教のコラボで、
    心の琴線に触れる、なんというか、不思議なお話でした。

  • 思っていたよりも、奇蹟審問ではなく事件の解決、という色合いが強かった。
    だが、そんな中で、アーサーの活躍が非常に少なく、話としても奇蹟をモチーフにしたエピローグ的な短いものであるラストの一編が好きである。

  • 奇蹟審問官アーサーの短編集。
    アーサーの冷静でちょっと冷徹というか奇妙に透明な目線で紡がれる推理が面白かった。キリスト教聖職者アーサーが関わるの宗教や風俗の薀蓄も読みやすい。『聖なるアンデット』が特に好き。キリスト教者(どの宗教にもあるけれど)の一種独特な独善性とそれの崩壊のカタルシスが凄い。

  • 世界の不思議な出来事を、奇跡かそうではないか調査するため
    あちらこちらに進出する審問官。
    今回は短編集で、更にあちらこちら出没中(笑)

    最後、はチベットの、あの有名な話…ですが
    聞いた時も思いましたが、生まれ変わりって
    どの時点を持っていうのでしょうか?
    生まれる直前に、その人を形成する魂が入ったと思うなら
    子供が腹の中で動くのはなんのためなのでしょうか?
    それを考えるなら、宿ったその瞬間から…と思いますが
    その辺りはいかがなものなのでしょう?

    しかしこの推理のための知識。
    3つ目の推理ならば、途中まではできたと思うのですが
    まったくもって…難しすぎます。
    知識が足りない、という以前の問題かもしれませんがw

  • (収録作品)バグズ・ヘブン/魔界への十七歩/聖なるアンデッド/生まれゆく者のメッセージ

  • バチカンから派遣という設定だけで中世の物語と思い込んでいたので、携帯電話とか出て来てびっくらこきました。ご、ごめんなさい。アーサー様。おしむらくはタイトルロールの「死蝶天国」があまり印象に残らなかった事。個人的に「魔界への十七歩」が痺れました。

  • 「聖なるアンデッド」が…ものすごく…怖かったです…!
    でも全部説明がついてしまうところが凄い!読みごたえはかなりあります。

  • 「奇蹟審問官アーサー」第二弾! 今回もそれこそ「奇蹟」だとしか思えない不可思議な謎が満載です。そして科学的で論理的な謎解きのみならず、宗教的な思考や薀蓄も興味深く読めました。宗教に格別な興味がなくとも、これは面白く読めますよ。
    お気に入りは「魔界への十七歩」。謎解きも素晴らしいけれど、動機面には唸らされました。宗教的な面があるので、これって共感はできないんですよね。きっとこの真相だけをいきなり突きつけられたら、「え、なんで?」って思っちゃう。でもそれを理解できる前ふり部分がきっちりとあるので、納得はできました。
    だけど。世の中科学と論理だけでは解明できないこともあるのかもしれませんね……。

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著者プロフィール

1959年北海道生まれ。公募アンソロジー『本格推理』への参加を経て、98年『3000年の密室』でデビュー。主な著書に『アリア系銀河鉄道』『凍るタナトス』『シクラメンと、見えない密室』『ゴーレムの檻』『密室キングダム』『天才・龍之介がゆく』シリーズなど多数。(2011年12月3日現在)

「2013年 『システィーナ・スカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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