トワイライト・ミュージアム (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 318
レビュー : 65
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826502

感想・レビュー・書評

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  • 長期脳死者の脳は、精神のみが時間旅行をしている状態、
    という設定がすごい。

    こんな小説を読んでしまったら、もしも自分の身近な人が
    こういう状態に陥った場合、死んでしまったなんて
    とても考えられなさそう。
    こんなの物語だって分かってる、でももしかしたら、って
    思ってしまいそうな気がする。
    実際、そのとき脳の中で何が起こっているのかなんて
    わからないのだから。

    主人公及び、その周囲の人のその後が気になる感じで
    終わったので、続編が読んでみたい。(ないけど)

  • 主人公を含む人物造形とか博物館の設定とか養護施設からオーナーになるまでの展開とかは、まるっきりラノベ。でも「タイムトラベル」するから、SF になるのか?でも、魔女狩り将軍達のイリュージョン紛いの仕掛けを見破る考察は、ほとんど新本格の謎解き。そしてなんとも珍妙な参考文献…なんですか、このラインナップは??

  • もう少しメルヘンチックなのを想像してたので、過酷だった…でもすごくのめり込んで一気に読んでしまいました。
    続編とかシリーズとかあるのかな…

    本棚でタイトルと装丁に惹かれてふらっと借りたので

  • 伯父が見つかった、と思ったら、亡くなった。
    どうすればいいのかと思っていたら、遺産が残った。

    売却もできない遺産をどうするのか、と思っていたら
    話はそこではなく、脳死が問題でした。
    心だけがタイムトリップなら、一体どこで何を? から
    確かに、と頷ける仮説まで。
    しかも冒険するのではなく、見守るかかりとは
    ものすごくじれったいです。

    異端審問の正体に、なるほど、というのはありますが
    それをするために、そこまで場を作るとは…。
    そこまでして快楽に酔いたいか? と聞きたいものが。
    まぁ人間、一度手を染めればもう抜け出せませんが。

    傷ついて、大変な彼女を支えるだけ。
    見ているだけの彼がこれだけ辛いのなら
    背後にいる大人たちはどうなのでしょう?
    記録をとるため、と割り切っているのか
    それさえもなく記録し続けるのか。
    大人、なのか。

  • なんとなく物足りない。続編がありそうな雰囲気。

  • 一度書店で見かけて気になっていて、図書館で見つけたので借りてきました。
    自分が思っていたのとは方向性が違いましたが、まぁ面白かったです。
    もっと博物館の中で冒険的な要素が勝手にあると思ってました(苦笑)。
    タイムトラベル物であることはあらすじにも書いてありましたが、その飛び方もユニークな感じ。

    主人公がのっけから不幸の連続。
    タイムトラベル中もツライことが多くて、読んでて楽しくなる系ではないですが、中世ヨーロッパの魔女狩りの話や、魔女裁判のトリックを見破るという謎解きという趣向は面白いと思いました。

    最後が中途半端とまでは言わないけど、余韻があまりなく終わってしまうのが勿体ない感じがしました。

  • 2015.05.28.

    これでおわり…?

  • 初めての作家さん。
    とても不思議な話だった。
    意識が過去で彷徨っている、そしてその意識を
    勇介と枇杷が奮闘し、連れ戻すという話。

  • おもしろかった。
    「ミステリ」というけど、殺人事件が起こるわけではないし、名探偵も登場しない。
    魔女裁判の仕掛けを暴く、ということでミステリ要素がないわけではないけど。どっちかっていうとファンタジーかな?
    でもストーリーが良かったので良し。
    続編があってもおかしくなさそうだけどどうなんだろう?

  • 設定は面白いけど、行った先の時代背景があまり魅力的でなくて飛ばし読み。ラストがどうなるかだけ気になって、途中の出来事はどうでもよくなってしまった。残念。

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著者プロフィール

1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『1/2の騎士』『退出ゲーム』がある。

「2017年 『ハルチカ 初恋ソムリエ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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