銀河不動産の超越 (講談社ノベルス)

著者 :
制作 : 山田 章博 
  • 講談社
3.56
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本棚登録 : 255
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826700

作品紹介・あらすじ

気力というものを、私は認識できない。危険を避け、頑張らなくても生きてこられる最適の道を吟味するのが私の人生だったのだ-すべてにおいてエネルギィが足りない青年・高橋が就職した銀河不動産。そこを訪れるのは、奇妙な要望を持ったお客ばかり。彼らに家を紹介するうちに、彼自身が不思議な家に住むことになり…。

感想・レビュー・書評

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  • 短編連作集。一つ一つが思った以上に短い。ミステリーと思って読み始めたがミステリーではなかった(笑)。しかし、いつのも森テイストは感じられる。
    各短編は一応独立しているが、最後にすべての話がまとまる感じがいい。ほのぼのとして読めた。

  • 自分の部屋にメリーゴーランドがあったら何という素敵!

  • ミステリではないと思います。
    社長と事務員しかいない小さな不動産屋に就職した男が、周りに巻き込まれ流されながら、持ち前の人の好さですべて受け入れていく話。
    なかなか奇想天外でおもしろかったです。
    久しぶりの森博嗣作品。
    誰も死なないし、事件も起こらないけど、これはこれでとてもおもしろかったです。

  • 意外と読めた!

  •  約二年半ぶりですか、森を読むのは。何となく興味を引かれたので買ってみました。
     あまりにも久しぶりすぎて、冒頭で軽く躓く。この人、こんなに読点を使う人だったのかな。主人公の一人称だからそれに合わせたのか、それとも気にし過ぎてるだけなのか。まあ読み進めれば、いつもの森らしいテンポの文章なのでどうでもよくなりましたがね。
     無気力、無関心、無感動の主人公があれよあれよという間に、人生に流されていく感じのお話。変な部屋を借りることになって、そこを中心に人が集まり出して、みたいな。不動産会社に就職してるんだけど、途中から意外にも真面目に仕事してんじゃん、と思いました。無気力っていうから、もっとやる気のない感じかと思えば、ちゃんとお客さんのこと考えてるし、一生懸命働いてるように見える。
     一番最後のページの「今月の新刊」って広告欄に「優しく暖かな森ミステリィ」って書いてあるけど、これ、ミステリじゃないと思う。ひと、死なないもん。謎というか騙し? というか、そこはかとなくそんな雰囲気はあるけど、解決されてるわけでもない気がするし、なんというか、森らしい、の一言で済みそうな。相変わらずこの人の話は感想が書けない。印象に残らないんだよなぁ。さらっと読めて終わっちゃう。ただ途中で詰まるわけでもなく、放りなげることもないので面白いのは面白いんだと思うけど。
     とりあえず、佐賀さん最強、ということだけ分かりました。

    09.10.20

  • 森ミステリと書かれてますがミステリではないと思います。
    主人公が銀河不動産に務めることになってから出会う個性的な人々。それによって変わっていく主人公。
    時系列に並んだ短編がつながっていて、ひとつの長編となってる。
    読了後暖かい気持ちにさせられた。たまにはこういうのもいいですね。

  • なんとも言えない温かい気持ちになるお話です。人と人とのつながりっておもしろいな。 ふとしたときに読みたくなる。

  •  小さな不動産屋に就職した冴えなくてぼんやりした主人公が、お客さんに物件を紹介してたはずなのに、いつの間にか自分が変な家に住むことになってしまう。一人で住むにはあまりにも広い家に、次々と変な人が住み着いて…というはなし。読んでてニヤニヤしちゃう。

     ぼんやりしてて流されやすい主人公の人柄がすごくいい。いきなり押しかけて結婚を迫ってきた女性にも、巨大なオブジェを置かしてくれって頼まれても、困ってはいるものの了承しちゃう。でかい家に住むひとは人柄もでかくなるのか。

     森博嗣さん、こういうのも書けるのか。いいねこれ。すごく好き。

  • ミステリーものではないけれど森ワールドが楽しめた。自分も住んでみたいなと思った。

  • またまた連作短編集でした!!!ミステリーと表紙には書いてあったけど、私はエンターテイメントかなぁと…。わらしべ長者とか昔の御伽噺みたいな感じがしました。人生の教訓とかが込められているような。曖昧ですが…。とにかくほのぼのしたいときにはピッタリかもっ!?

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