QED 出雲神伝説 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826830

感想・レビュー・書評

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  • 出雲神流の紋の中に文字を見出すのが何だか無理矢理に感じてしまいました。
    今回はタタルに大きな影響を与えたであろう女性の姿もちらほらとして奈々がやきもきしてしまっているような場面で今までの作品よりも恋愛感が強くなり、最後の奈々の積極的な一歩に「ようやくここまで…」と少し感激してしまいました。
    もどかしい二人もようやく進展しそう。

  • 本編も実はここまで読んできた素敵な読者様にとっては
    最後にうれしいおまけがついてきます。
    そう、実はタタルにとって関係の深い人物の
    その後が判明するのですから。

    本編は危険な香りがする組織が絡む
    連続殺人事件が発生します。
    ただし、だんだんと明らかになってくるのは
    事件が起きた人物間のイヤーな事実…

    出雲の歴史に関しては結構いろいろと
    あるものですね。
    そして毎度毎度ですが血生臭いし
    庶民の扱いは最悪よ!!

    もう1篇あります。
    短いですがこの作品、
    ある人物の置かれた状況を覚えておいてください。
    一人、なんか不自然ですよね?

    それは後々きちんと判明します。
    1か所だけ頭の隅にとどめておいてください。

  • 奈良の出雲 一度地図で確かめてみたい

    今回題名に偽りあり!とならないための付け足し短編?

    さて殺人の動機、犯人 ややこしくて興味薄

    小松崎、何があったんだ~

  • 出雲に行きたくなります。出雲神流の紋が万能ダイイングメッセージとして大活躍します。推理小説としては、意外と面白いつくりになっています。シリーズとしてはクライマックスに入ろうとしており、九段坂の春は少なくとも先に読んでおいたほうが良いかと

  • QEDシリーズに謎解き(歴史じゃなく殺人の)は期待してないのだけど、今回は頑張ったかな。神楽坂の彼女とは、やはり崇は対決する事になるのかねえ。同時収録の短編は、10年後の話だけれど、そこに奈々が居ないのは、これからの伏線か?

  • QED-16。今回はストーリーのほうが
    おもしろい。
    flumenいり。
    C0293

  • 奈良のマンション内、独身OLが出雲刀で惨殺された。密室殺人の手がかりは、壁に残された奇妙な紋様のみ。二週間前起きたひき逃げ事件の現場にも、同じ紋様が。遙か昔に実在したという忍び集団「出雲神流」との関連が疑われるなか、桑原崇と棚旗奈々は現場を訪れた。古代出雲にまつわる忌まわしき真実が明らかにされる。

  • ストーリーより、奈々ちゃんの最後の一歩が印象的でした。

  • ある意味ネタバレですが、出雲にいってねぇじゃん!というか、その分は、巻末にflumenが付録か、なるほど。と。
    で、いよいよタタルと奈々の関係が急進展の巻(違います!)
    なんか、大和盆地のその奥に、「おおやまと」っていう小さな集落があるってはなしは30年くらい前にとある本で読んだことがあるんだけど、小さい大和ならまだしも、大きな大和とはこれ如何に、奥大和とかなのか?みたいな話もあったりしたなかで、実は、そここそは大和という場所の始まりの場所だったのでは?というようなことで、要するにそういう話を思い出しましたよ、という。あと、長谷寺は女人高野(高野山は女人禁制で)という話とか。それと、箸墓を通る東西の線上に多くのイワクラがという話が以前もでてたけど、その線上に長谷寺も乗っかってたはずだよ、とか。

  • 奈良に出雲が!?

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著者プロフィール




「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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