キョウカンカク

  • 講談社 (2010年2月1日発売)
3.17
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本棚登録 : 325
感想 : 53
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061826991

みんなの感想まとめ

音の見える“共感覚”を持つ探偵が、女性の死体を焼却遺棄する殺人鬼を追う物語は、独特の視点と緊迫感が魅力です。主人公の音宮美夜は、特殊な能力を駆使して捜査を進めますが、共に行動する男の独白が多く、少々イ...

感想・レビュー・書評

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  • 「四六時中、紅い声で話してるんだよ。あれは稀代の殺人鬼だよ」
    再読感想、女性の死体を焼却遺棄する殺人鬼を、音の見える“共感覚”の持ち主、音宮美夜が捜査する。
    特殊設定ミステリっぽいが“共感覚”は医学用語なので現実なんですね。
    衝撃のラストに震える作品!

  • あぁ~、それでタイトルがカタカナなんだぁ!
    動機が予想外すぎた。

  • なんというか・・・こう「ライトノベル」って感じが強いなあ、と。連続殺人鬼を追う、っていうミステリな要素もあるけども手段として「能力」みたいな話がでてきちゃうと・・まあガチのライトノベルと違って実際にある能力というか疾患というかを題材にしてるからそこまで軽い話でも・・・
    と思って読んだけどラストの「能力」はちょっと・・なあ。急にそんなオカルトというかファンタジーな能力をだされても。
    でもまあ、デビュー作・・なんですかね?そういう勢いみたいなものは感じました。はい。

  • なんだか、ラノベくさい
    最後のキョウカンカクっていいたかっただけなんじゃないのと
    伏線も適当。キャラも雑

  • 特に捻りのない、素人小説のような文体と展開。各々の登場人物の含みや期待感を煽る意味ありげな台詞や主張とは相変わり、内容そのものに深みがあるわけでもなく、ミステリーでもない。物理的に不可能な部分は全部「キョウカンカク」が補っていて、メフィスト受賞作品として読んだけれど期待外れ。
    厨二をこじらせたような登場人物たちの、いかにも自分には裏や陰がありす、というような主張がチラチラと垣間見える感じや、作者の主張したい世界観のダイレクトな丸出しが、読んでいて正直ツライ。

  • 表紙の美人に釣られて買ったがなかなか面白かった。
    共感覚者の探偵が主人公のはずだが一緒に行動することになる男がウザい事ウザい事。しかもこの男の独白で進む場面が多くイライラすることが多かった。
    真相については、思い返して見れば伏線っぽいのもあったなと思う。

    • ahiruさん
      >共感覚者の探偵が主人公のはずだが一緒に行動することになる男がウザい事ウザい事。

      まだ読破してませんが、この感想をどうしても共有したくて。...
      >共感覚者の探偵が主人公のはずだが一緒に行動することになる男がウザい事ウザい事。

      まだ読破してませんが、この感想をどうしても共有したくて。笑
      2012/06/07
  • この動機がすごい!
    この作品における連続殺人の動機は驚天動地なのに、きちんと伏線が張られているのがすごいなーと思った。
    物語の世界観を含めて、綿密に練り上げられている。
    銀髪の美少女探偵の秘密がじわじわと明かされていく過程にも惹きこまれる。
    クライマックスで判明するタイトルの意味。かっこいい!
    キメキメにスタイリッシュな感じで、深夜ドラマ系で映像化したら似合いそう。
    以下、ネタバレ。





    主人公の男子高校生が、やな奴すぎて感情移入できなかった(笑)
    いや、犯人かも、というブラフにするための構成上必要なキャラクター造型だったのかもしれないけど。
    それでいて、「こういう子いそうだな」といういやーなリアリティも感じる。
    ネット弁慶ぽい、歪んだ正義感、大事なものだけが大事であとはゴミ扱いの価値観など。
    クセのあるキャラクターたちが、それでもじとっとした雰囲気でもなく軽やかに描かれていたのは、作者の軽妙な語り口のゆえだったのかもしれない。

  • 山紫郎が常にスベっていて見ていられない。
    動機は面白いと思ったけどそれだけかな。

  •  第43回メフィスト賞。推薦帯は上遠野氏―「喪われた恋の色を見る覚悟はあるか?」がやたら格好良くてうっかり買ってしまいました。これが噂のジェケ買いならぬ帯買いか…!
     推理せずに読みました。寝る前に半分だけと思って開いたのに面白くて一気に読んじゃったのですが…感想書こうと思うと言葉が出てこなくて、どうも美夜嬢があまり好きになれないからだと気付きました。妬みですかね、空想上の人物なのに。個人的に、誰より何より矢萩さんのキャラが興味深かったです。ぶっちゃけ彼が妻子持ちだと言うことに本文中一番ビックリしました(笑)

  • 「キョウカンカウ」は「共感覚」、何故カタカナ表記なのかは読んでからのお楽しみ。登場人物のネーミングにやや西尾維新的センスを感じるのは残念ですが、メフィスト賞としては妥当なデキでしょう。おそらくシリーズ化されると思うので、飽きるまではお付き合いする予定です。

  • 音を視覚的に捉えることができる銀髪美少女探偵というインパクトあり気な設定の割に、事件や舞台設定も大掛かりではなく、意外と地味な内容。地味なんだけど、地味に面白かったです、これ。

    "共感覚"持ちの設定を単純なキャラ付けのみで終わらせていないあたり、なかなかでした。

  • キャラクターに違和感(矢萩の描写とセリフなど)
    キャラクターが好きになれない
    山紫郎くんの思惑が期待させた割に大したことない
    クライマックスの山紫郎登場シーンが醒める

  • 2010年。第43回。
    殺してから焼くという連続殺人事件。犯人は通称フレームと呼ばれる。その被害にあったのが山紫朗のおさななじみ花恋。自殺を考えていたさんしろーだったが、共感覚の持ち主オトミヤミヤに出会い、一緒に犯人を捜すことに。ミヤは音が見えるのだ。死にたい人の声は青く、殺人者の声は赤い。共感覚を使って犯人の目星を付けるのだが、まわりが信じない。論証もない。
    もっている能力だけでなく、自分の知覚世界をどう生かすかが問題。が主題なのかな。犯人は生かせなかったのでw

  • なんか、登場人物のネーミングセンスが……あんまり好きじゃない。
    セリフ回しもわざとらしくて、すんなり入ってこない。
    ストーリー自体は悪くない。ミスリードはあまり効果ないけど。
    読後感が良くないのは仕方ないか。

  • 主人公の特殊能力で、犯人は判明しているのだが、世間的には犯行動機の説明がつかないし、物証もない……という、出だしからして
    「ミステリの体裁をとってはいるが、超常の力をもつ主人公の、辻褄合わせと解決の物語」。

    精緻な著述や心理描写に裏付けされた、納得の謎解きが読みたい筋には、期待外れの作品とみられる恐れもあるが、『伝奇もの』として読み、『物語のあるべき解決(それは犯人が逮捕されました、を意味しない)』を楽しむ向きにはおすすめ。
    変、そして、面白い。

    ただ二度以上繰り返して読むかというと、読まない。評者には、文体の心理描写がちと偏っており、これにミスリードを誘われた部分がある。ミステリなのか伝奇ものなのかはっきりしてくれい、というもどかしさがあったため、星は3とした。

  • 胸が痛くなるような感覚がありました。

  • ヤバイなぁ。動機がすごいミステリ。さすがメフィスト賞。他のシリーズも読みたいなぁ〜。

  • 唯一無二の犯罪者

  • シュールでエキサイトなミステリー。とにかく、探偵役の音宮美夜が格好いい!美夜の魅力に引かれて、ページを捲る手が止まらない。「犯人は誰か」(フーダニット)よりも「なぜその人が」(ワイダニット)が大きな謎。いくつか矛盾を感じる表現もないでもなかったが、ものすごく楽しめたので☆5!

  • 言葉遊びのタイトルを置いといて、科学兼オカルト的な設定の受け面も広いだろうけど、作者もまたそこには満足できない様子、さらに驚天な動機に仕上げたのだ。

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著者プロフィール

1978年生まれ。メフィスト賞を受賞し、2010年『キョウカンカク』で講談社ノベルスからデビュー。近年は『希望が死んだ夜に』(文春文庫)、『あの子の殺人計画』(文藝春秋)と本格ミステリ的なトリックを駆使し社会的なテーマに取り組む作品を繰り出し、活躍の幅を広げている。

「2021年 『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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