完全版 地獄堂霊界通信(5) (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061827127

作品紹介・あらすじ

てつしたちの前に現れた謎の集団-西ノ院。彼らは、友だちの霊能力者・拝を利用し、一族の悲願「神の復活」を企んでいた!だが、その裏にはさらなる"影"が潜んでいて…。窮地に追い込まれた三人悪を助けるため、蒼龍が呼び出す、伝説の魔道士の正体とは!?三人悪が、最凶の敵と最後の戦いに挑む。

感想・レビュー・書評

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  • ファーストシーズン完ということで。なかなかラスボス感があった死神との戦いはあっさりしているとは思ったが、元々児童向けのことを考えると、こんなものかな、と。もしかしたらこの死神との戦いはこれで終わりではないかもしれない…。ただまぁ現時点でセカンドシーズンまでしか出ておらず、それ以降ももう話が出ることがないと思うととても悲しいし、惜しい。ところで、一話目の隆海の話で気になったことが一つ。子供たちが白粉爆弾を投げた後、蛇花火や爆竹を投げ込んでいたが、それって粉塵爆発起きて大変なことになるのでは…?と…。

  • 第一シリーズ完結。やはり、漢字いっぱいで読むといいね。けど、一枚くらい描き下ろしの挿し絵が欲しいと思う今日この頃。

  • 地獄堂第5巻!初っ端からお兄ちゃん大活躍ですよー!お兄ちゃんかっけー!!
    前半はお兄ちゃん、後半は弟率いる悪ガキ3人組のお話です。
    しかも今回は強敵死神と対決!うわぁぁぁめっちゃ面白いよぉぉぉ!!

  • てつしたちの前に現れた謎の集団―西ノ院。彼らは、友だちの霊能力者・拝を利用し、一族の悲願「神の復活」を企んでいた!だが、その裏にはさらなる“影”が潜んでいて…。窮地に追い込まれた三人悪を助けるため、蒼龍が呼び出す、伝説の魔道士の正体とは!?三人悪が、最凶の敵と最後の戦いに挑む

  • なかなかおもしろい。児童小説とはいえ、人間の悲しみや苦しみが題材になっているのが良い。

  • 『ひとりぼっちの超能力者』『最後の戦い』を収録。これにて第一部完結。
    『ひとりぼっちの超能力者』は、竜也が大活躍。この作者は、自分の作品の中に好きなキャラクターがいて、彼はその一人かと思いますが、おかげで設定が細かい、細かい(笑)。本当に好きなのねと思います。
    最後のほうの、竜也と三人悪の連携が小気味良くて、ぐいぐい引っ張られる感じがしました。大人の事情とか考えとかそれもわかるので、神野親分の行動もありだと思います。それも愛だし。そして、子供達の友情も勿論わかります。あと、隆海の兄も良い味出していて。基本、隆海は愛されていての騒動だから、読んでいて心地よかったです。超能力じゃなくても、他人と違うものを持つ人って、多かれ少なかれいろいろあるよね、と思います。この作者の作品って、「大人の事情はあるだろうけど、でも、本当に大事にしなくちゃいけないことは何か」を改めて考えさせるなと思いました。
    『最後の戦い』は、ここまでの第一部のクライマックス。素直に面白くて、引き込まれて読み進めてしまいました。登場人物も豪華面々が勢揃いな感じ。やっぱり蒼龍は凄いです。妖アパでは凄い魔道士なのに、地獄堂での三人悪からの扱いってちょっとヒドイ(笑)けど、やっぱり凄い魔道士でした。あと、あの本が地獄堂にあるとは。これは本物のほうだよね、やっぱり。この作者の作品って、同じ時間軸じゃないけれどリンクしているものが多くて、それもファンの楽しみに一つかと思います。きっと蒼龍だけじゃなくて、本を扱う彼も行き来しているんだろうなと、地獄堂の蔵書の描写を読んで思うのでした。
    物語のクライマックスらしく、どこがどういいとかそういう部分的なことじゃなくて全体的にすごく良かったです。西の院とか死神とかが単純に悪役なのも分かりやすくて良いし、だからこそ勧善懲悪で気持ちいい。大人向けの物語だと、悪いほうにも事情があってというものが多いので。
    実はシリーズ第4巻で、ちょっと失速した感があったのですが、この第5巻を読んで、続きが楽しみになりました。

  • なるほどな~。
    妖怪アパートのノリの原点はコレやったかと。
    リアルタイムで読んでたら良かったのう。
    第2部へ続く。

  • てつしたちの前に現れた謎の集団「西ノ院」。
    彼らは、一族の悲願「神の復活」を企んでいた。
    、その裏にはさらなる「影」が潜んでいて…。
    ワルガキ3人組が最後の戦いに挑む!
    全2話を収録。

  • 第1部完。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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