白川郷 濡髪家の殺人 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 28
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061827301

感想・レビュー・書評

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  • 現実味のなさとご都合主義な展開を敢えて楽しむという感じ。

  • クビが実際の首切り殺人につながるっていうトンデモ理由は置いといて、やっぱり志垣・和久井コンビの話が好き。

  • なんとも親しみのある場所だったので思わず手にとりました、初吉村達也です。
    私、この作者さんは時刻表ミステリばかりだと思っていましたすみません。

    作中では、推理小説は半分を越えれば話は収束に向かうとありまして、実際この本も結構そんな感じですが、最近の本は最後の最後に駆け足で収束したり最後の最後にどんでん返したりする話が多いよなあとふと思ってみたり。

  • 久々に吉村達也を読みましたが、やっぱり面白いですね。
    相変わらず痛みとかがくる人々のミステリー。痛い人を書くのが上手い。
    あと、ネットとか最新のものをちゃんと書いているのもいい。

  • 志垣・和久井シリーズの新しいバージョンです。
    今までのより、全然よかったです。
    ま、殺人の動機として、こんなことで?と思う人もいるような気がしますが、そこを殺人者の気持ちの経緯を深く考えさせるような文章で、久しぶりに本格推理小説って感じで好きです。
    今までの温泉シリーズを卒業して新しいシリーズに期待です♪

  • そんな理由で.....ですね。

  • 昔、朝比奈耕作シリーズとか、結構好きで読んでいたし、久しぶりに。
    なんか、ちょっと物足りないけど、硬めなものを読んだ後とかに、箸休め的に読むには最適な感じ。
    合掌造り周りの諸々の文化(養蚕、塩硝づくり、結のシステム)も、事件によく絡めてあるし、説明もわかりやすいし、世界遺産括りでシリーズ化されたら、また読もう。

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著者プロフィール

1952年生まれ。一橋大学商学部卒業。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て、1986年『Kの悲劇』でデビュー。1990年専業作家に。本書に登場する朝比奈耕作をはじめ、志垣警部&和久井刑事コンビ、氷室想介、烏丸ひろみの各推理シリーズ、ホラー作品、さらには英語学習の著書から舞台脚本など、多彩で個性的な執筆活動を展開。225冊の著作を遺し、2012年5月14日、急逝。闘病生活を自ら綴ったノンフィクションエッセイ『ヒマラヤの風にのって』が逝去後の7月に刊行。13年には書籍未収録作品を収めた『13の幻視鏡』が刊行された。

「2022年 『鬼死骸村の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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