トーマの心臓 Lost heart for Thoma (講談社ノベルス)

著者 :
制作 : 萩尾 望都 
  • 講談社
3.47
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本棚登録 : 252
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061827479

感想・レビュー・書評

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  • トーマと呼ばれた美しい下級生から、ユーリに届いた一通の手紙。それは、彼からの遺書だった―。そこへトーマに生き写しの転校生・エーリクが現れ、オスカーは、遺された想いに縛られた親友・ユーリを憂慮する。揺れ動く心を捉える生と死、そして愛…。苦悩する少年たちを色鮮やかに描いた、萩尾望都の不朽の名作に、森博嗣が、今、新しい息吹を吹き込む。
    本書裏表紙 より

    原作(漫画)を読んでいないので、比較はできない.
    友情なのか、愛なのか、その間のものなのか、混ざったものなのか、別次元のものなのか、分からないけれども、それぞれのすばらしい自己分析と他人を思いやる心に、心動かされる.

  • 33:漫画版に続いて読んだノベライズ。森作品には苦手意識があり、原作がとても繊細なので、よくわからないうちに丸め込まれているのではないか(失礼)、とびくびくしながら読み始めたものの、瑞々しい情景描写やよく練られた構成で、「新しい息吹」というコピーを裏切らない素晴らしい作品でした。個人的にご贔屓のオスカー視点だったのも嬉しいです。ユーリもエーリクも純粋すぎて……。漫画版を読まれた方も、これから読もうという方も、ぜひ。難しくないです、わかりやすいです!(笑)
    4/11:購入しました

  • 死んだ下級生トーマに瓜二つの転入生が現れる.彼の名前はエーリク.
    死んだトーマに好意を寄せられたユーリは,エーリクに対して冷たく当たる.
    なぜ心優しかったユーリは変わってしまったのか.
    少年たちの愛と友情の物語.

  • 萩尾望都×森博嗣 稀代のクリエータ2人が生み出す奇跡。
    ノベルス版描き下ろしイラスト収録!
    愛と死に彩られた不朽の名作が、ここに蘇る――。

    トーマと呼ばれた美しい下級生から、ユーリに届いた1通の手紙。それは、彼からの遺書だった――。そこへトーマに生き写しの転校生・エーリクが現れ、オスカーは、遺された想いに縛られた親友・ユーリを憂慮する。揺れ動く心を捉える生と死、そして愛……。苦悩する少年たちを色鮮やかに描いた、萩尾望都の不朽の名作に、森博嗣が、今、新しい息吹を吹き込む。

    ※本書は、2009年7月に株式会社メディアファクトリーより出版された単行本をノベルス化したものです。

  • こうやってノベライズすると、なるほど森博嗣の世界だなと思う。

  • 萩尾望都のファンでもあり森博嗣の読者でもある分、抵抗なく読めたが、原作の持つ耽美な雰囲気はあまり感じられず、森作品の精緻で少々回りくどい雰囲気がしっかりと出ていたように感じる。
    原作の隙間を縫うようなストーリー展開は面白いものの、設定に独自のものがさりげなくも大幅に取り入れられているので、純粋なノベライズとして読むと期待はずれかもしれない。
    裏表紙の「新しい息吹を吹き込む」というのは本当。

  • 森博嗣の本にしては普通

    まぁ、本人は大ファンだからなぁ・・・
    原作も読んでみないと何ともいえない

  • 原作の漫画はかなり以前に読んだ経験あり。今回の著者、森博嗣さんの作品は読んだ事はありません。原作と比較してしまうと、終始、魚の小骨が喉に刺さっているかのような感覚があります。私には文章がかなり硬質に感じられ、漫画とは違う肌触りが残りました。原作を知らないと良くわからない、かといって知っていると違和感が拭いきれない。という気がします。ノベライズではなく、リメイク作品として捉えたほうが良いのではないでしょうか。個人的には、これはこれでアリだと思います。漫画では表現できない、小説ならではの細やかさがありますし。

  • 萩尾先生と森先生、どちらを先に読むのかで、また雰囲気の違ったものになると思う。
    浮かべるキャラクターの容姿も、原作と違うものが出来上がったりして、面白い。

    萩尾先生のトーマの心臓はもとより、11月のギムナジウム を読んでいると、そちらに近いイメージも抱ける。
    友情とか愛情とか性別とか、そのようなイメージは作品を楽しむうえでは関係のないことだとも思う。
    素直に脚本や設定、解釈の違いにわくわくしよう。

    萩尾ファンとしても、森ファンとしても、楽しめた作品。

  • [04][120515]<ao

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著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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