蟻の階段 警視庁捜査一課十一係 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 106
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828025

作品紹介・あらすじ

小さいけれど誰より熱い女刑事・如月塔子。現場で彼女と捜査員が目にしたのは、惨殺遺体と、その周囲に置かれた四つの品-頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿だった。犯人が置いたものなのか。いったい何故?捜査を開始した塔子と相棒の鷹野は、ある絵画に辿り着く。一方、犯人からの接触を受けた捜査一課OB・加賀見によると、犯行はこの先まだ続くという。十一係は悲劇を止められるのか?事件の真相とは!?疾走する刑事たちの活躍。骨太警察ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 終盤で一気に謎が解けていくなど、地道に証拠を追う警察小説というよりミステリィ寄り。
    読了しても首を傾げてしまうタイトルは、記憶の中で内容と一致しそうもなく厄介だ。

    第一章 ヴァニタス
    第二章 ラフスケッチ
    第三章 アウトサイダー

  • 201610/面白かったけど、今回も犯人側がコンタクトしてくるスタイルなので、ちょっと物足りなかった。捜査や犯罪部分がちょっと強引かなー。出てくる警察OBとか、キャラ描写は味あっていい。

  • 死体の回りに不可解なものが置かれている事案が連続して発生した.如月塔子らは捜査を開始するが、元刑事の加賀美が絡んでくる.22年前の仲間に仲違いが起き、今回の事件が発生している.犯人は意外な場所に居住しており、加賀美経由で警察の情報をキャッチしている.最後の場面での謎解きが面白かった.

  • 前作よりもキャラクターが生きてきている。事件の謎が今ひとつ伝わりにくい。
    パターンが前作に近いので、飽きられる。よくある話に流れてしまう。OBを出してきたのは、新天地を狙ったのだろうが素直すぎてメリハリが効きすぎてしまったか、抱き込んで急展開にすればスピード感のある構成になったかも。
    キャラクターが動き始めたので面白くなりそう!次回作が楽しみです。

  • 初めて読む作家。変化球かと思わせて、結構まともな警察小説であった。カラオケボックスで二度も捜査会議を開くのはおかしかった。

  • このシリーズ、好きです。

    主人公の如月の頑張ってる姿がいい!
    それを囲んでいる同僚もすごく魅力的。

  • あきさせない内容だが最後にひとひねりあっただけ、
    他の方のレビューほどではなかった

  • 前作「石の繭」に比べるとインパクトは落ちるかな。疾走感はあまり伝わってこなかった。だが、視点とテンポの良さは読みやすくていい。

  • 女性刑事「如月塔子」シリーズの2作目。
    今回の事件は異例の殺人事件現場だった。
    遺体の周りを囲むように配置された四つの品物。
    頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿だった。
    さらには犯人と思われる人物から、退職した
    元刑事に犯行声明のような電話が入る。
    この2つの方向から塔子達は事件に迫っていく。

    無骨でハードな警察小説というものでもなく、
    かといって探偵による冴え渡る推理...というもの
    でもなく、かなりオーソドックスなスタイルで
    事件を追っていき、手掛かりを集めて真相に
    辿り着くのが、何故か新鮮で、さほど無理や
    強引さを感じずに読めます。悪く言えば、
    少し地味w。

    シリーズものとしては、主人公の「塔子」に
    特に際立った能力があるでもなく、キャラクターも
    突拍子もない変人でもなく、ごく普通の女性刑事と
    しての成長期...のようなシリーズなのかもですね。
    シリーズ作品として続けるなら...登場人物たちの
    キャラをもう少し過剰にしても...いいのかも。

  • 読みやすい。読んでいて、滞りがまったくない。これはすごいことだ。途中の如月塔子がもっている問題点の一覧ノートが効果的。

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著者プロフィール

1965年、千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。ドラマ化され人気を博した「警視庁殺人分析班」シリーズに『石の繭』『水晶の鼓動』『蝶の力学』『雨色の仔羊』などがある。「警視庁文書捜査官」シリーズに『警視庁文書捜査官』『永久囚人』などがある。その他の著作に『深紅の断片』など。

「2019年 『奈落の偶像 警視庁殺人分析班』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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