十津川警部 箱根バイパスの罠 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 34
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828032

作品紹介・あらすじ

東京・新宿のホテルで黒沢美佐男という男性が毒殺された。警視庁の十津川警部の調べで、事件の二ヵ月前に「黒沢美佐男を知っていますか?」という広告が新聞に掲載されていたことが判明。その後、警察と新聞社には黒沢にまつわる怪文書が次々と届く。文書の情報に従い、十津川達は箱根に赴くが、犯人像は杳としてつかめない。被害者の正体は?怪文書の目的とは?難航する捜査を打開するため、十津川が仕掛けた究極の罠とは?-。

感想・レビュー・書評

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  • 犯罪を犯している側がどちらなのか,わからないという点で,推理小説としてのできはいい。

    近江商人の話題が出て来るが,今一歩,実像がつかみにくい。
    もう少し,近江商人の商売の仕方について深堀してもらえると嬉しい。

    解決の糸口,事件の急展開など,西村京太郎の手腕は冴えていると思う。箱根バイパスの話題はちょっととってつけたようで,いただけないかも。

  • 120303

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著者プロフィール

1930年、東京生まれ。数々の職業を経て、創作活動に。63年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞など各賞を受賞したミステリの巨人。国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第4回吉川英治文庫賞を受賞した。2022年3月逝去。

「2023年 『ストーブ列車殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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