- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061828094
作品紹介・あらすじ
お嬢様学校・櫻藍女子学院の生徒が、見知らぬ車に乗せられ拉致される!が、彼女は途中で隙を見て逃げ出し無事保護された。その生徒の名は星山玲奈、大手食品メーカー会長の孫で、実母は十数年前に殺害されていた…。後日、警視総監宛に玲奈を攫ったという犯人グループより「別の女子高生を誘拐した…」との脅迫状が届く!絡み合う3つの事件!その真相とは。
感想・レビュー・書評
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櫻藍女子学院生徒連続誘拐事件。ミス研の後輩が登場したり、久々に死人が出なかったり、過去作を振り返る話題が多かったりと、全体に総集編的且つ懐かしさ漂うテイストで、ロジックがしっかりしている割に何とも拍子抜けな真相もシリーズ初期作を髣髴とさせます。その一方、過去の事件の真相解明はDNAが鍵となり、いまの石崎幸二が昔の作品を書いたらどうなるのか?という疑問への答えとなる作品に仕上がっていました。そんなニッチすぎる試みに、果たして需要が伴っているかどうかはまた別の話ですが。
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久々に読んだシリーズ。間何作か飛ばしてるけど何作飛ばしてるのかもうよくわからない。相変わらず会話主体で進んでいく感じ。この独特なノリはもうこのまま突き進んでほしい気がしてきた。
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ネタもここまで引っ張れば笑うしかないという感じで。
だからDNAと自虐ネタはもういいって。
と思ってはいるけどこのまま突き進むんだろうな。
ここまでくれば、それもそれで一興。
女子高生誘拐事件と誘拐された女子高生の母親に降りかかった過去の事件とは?
という感じですね。 -
ミリア&ユリ・シリーズ。ボケとツッコミの会話中心で軽く読めるがトリックはなかなか本格的。次作も楽しみ。
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なかなか普通に安定した面白さですね。
まあ、過去の事件で最後はDNAですがね… -
2011/11/22読了
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DNAネタをこねくりまわすの好きですね…。
現在の誘拐事件と16年前の殺害事件、この二つの事件が絡みつつ話は展開していくのですが、いつもの石崎+ユリ・ミリアチームは事件の当事者ではない。このため、伝聞の中でひたすら推理している状況のせいか、シーンの転換が少なく、なんだか物足りない読後感。
何が足りないんだろう。ユリとミリアの暴れっぷり? 孤島のシーン? 石崎の推理パート? うむむ…微妙…。