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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061828452
みんなの感想まとめ
テーマは、子どもたちの無邪気さとその背後に潜む危険性を描いた物語です。団地という身近で独特な環境の中、小学生の男児たちの馬鹿げたやり取りや、未熟な想像力が織りなす世界が描かれています。彼らの行動は、一...
感想・レビュー・書評
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ダークなジュブナイルとでも言えばいいのだろうか。小学生男児の阿呆さと無邪気さと、それに伴う危険性がよく描けていて素敵だ。しかし、団地という身近さと謎が同居する環境、男の子同士の馬鹿げたやり取り、経験の少なさからくる想像力、それらは一見すると長閑さを象徴する要素なのだが、狭いコミュニティしか知らない「未熟性」とも言い換えることが可能で、不明であるからこそ可能なその行動力が危うげな方向に進む過程にハラハラしてしまう。ミステリとして、あるいはジュブナイルとしてみると佳作の域を出ないのだが、素材の使い方には意外性があって、そこに作者らしさを感じた。
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作者の作品である「ハサミ男」が好きすぎて、これも読んでみたのだがこれはちょっと単調だったかな。
子供が読むと確かに展開が分からずハラハラ楽しめると思う。
自分は子供の王様の正体が途中でわかってしまったので。。もっと若い時に読んでれば感想も変わったと思う。 -
団地住まいのショウタを取り囲む子どもの世界。
TVの中で悪を滅ぼす格好良いヒーロー
罰ゲームで盛り上がる休み時間
近所に住むイジワル魔女
引きこもりがちな親友が怯える"子どもの王様"。
子どもはまだ知らない沢山のことを知りながら大人になる。
子どもの王様にならなくていいように。 -
小学校の頃、団地の友達と毎日遊んだ日々のことを思い出した。
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うーんイマイチ
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奇しくも麻耶雄嵩がミステリーランドから上梓したのも"○○様"繋がりの『神様ゲーム』で、そちらは発売後すぐに買って読んだのだが本作は今ひとつタイミングが合わず、ようやく読むことができた。共通するのはジュブナイルらしからぬ後味の悪さ。もちろん相違もある。神様ゲームが論理の介入を拒絶する非現実的要素を多分に孕んでいるのに対し、本作はあくまで現実的。子どもにとっての等身大の世界を淡々と描き出している。故に派手さには欠けるが、そこは好みの問題。あ、そういやノベルス版『夏と冬の奏鳴曲』の表紙もパルジファルだっけ。
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殊能先生らしい皮肉を含みつつ、子供の頃の空想力(ヒーローモノで熱くなったり)、学校や身の回りの生活感とか子供が関わる世界の全て(「カエデが丘団地の外にはなにもない」発言)や、あちこちの描写が、ちょっと大人が子供の頃の自分の感覚を思い出して懐かしい気分になる作品。図解も入っていて、そこもちょっとワクワクさせます。
ネタ的にはシビアにダークです。『神様ゲーム(麻耶雄嵩)』のラストの怖さは、半分ファンタジーに近いと思ってますが、こちらの作品の怖さはネタが妙にリアルな分、本当にありえそうで怖いですね。 -
2012/08/16読了
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