警視庁FC (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 57
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828667

作品紹介・あらすじ

映画の撮影現場で
殺人事件が発生!
犯人は人気女優――!?

警察の未来をかけた「特命」は
最も楽で安全な任務だったはずなのに――

 警視庁地域部の警察官・楠木は「警視庁FC」と兼務するよう特命を受ける。FCとはフィルムコミッションの略で、映画やドラマのロケ撮影に対して便宜を図るのが主な仕事だ。危険やハードワークとは無縁な任務だったはずなのだが、六本木ミッドタウンの映画撮影現場で、助監督が殺される。そして助監督と主演女優がその直前、言い争っていたという目撃証言が。楠木は自らの意思とは裏腹に捜査に関わるが、驚くべき出来事が続く……。

感想・レビュー・書評

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  • 「エフシー」=「FILM COMISSIONフイルムコミツシヨン」、その特命は「警察ドラマ撮影に便宜をはかれ」。
    しかし、そこにはヤクザの影。お気楽な仕事が、とんでもない捜査現場に発展する!!

    信頼喪失であせる警視庁が考え出した特命グループ、警視庁FC。彼らの使命は、映画やドラマの撮影に便宜をはかること。マル暴の刑事、ミニパトの女性警官、交機の白バイ隊員が集められ、憧れの業界仕事にとりくんだが、いきなり、助監督殺人事件が発生。二転三転のとんでもない展開の警察小説が始まる!!

  • STシリーズかと思ってたら、違った。ちょっと有り得ないだろう、と突っ込みながら読んだ。謎解きがそうならなかったら、どうしてたの?

  • 今野敏の警察小説なのになんか生ぬるい展開だなぁと思っていたら、いろいろとしかけのあるストーリーだった。途中から、生ぬるさに疑問をもって、構造を予測していたら終盤で想像通りなことが明らかに。それならその生ぬるさも仕方ないのかなぁと思っていたけど、最後のオチはもうちょっとキメて欲しかったかも(^^;

  • 今野先生の新しいジャンル。
    すぐにはまって一気に読みました。

  • ないわ〜(笑)
    このネタはないでしょ。
    軽い語り口とボヤッキーな主人公はともかく(笑)

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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