綾辻行人殺人事件 主たちの館 (講談社ノベルス)

  • 講談社
3.13
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本棚登録 : 220
感想 : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828711

作品紹介・あらすじ

被害者は綾辻行人!?
謎を解く探偵はあなた!!

ミステリーナイトから安楽椅子探偵まで
綾辻行人×有栖川有栖対談収録!

綾辻行人と推理イベント「ミステリーナイト」が仕掛けたデビュー25周年コラボ作品『主たちの館』。
謎の館「蜃気楼館」を再現した舞台の上で惨劇が起きた!
被害者は綾辻行人!?
遺された血文字、開かずの間、密室、舞台にある仕掛け……さまざまな謎と手がかりから読者(あなた)は真相を見抜けるか? 
2012年夏に行われた本格推理イベントを書籍化! 読めばあなたも名探偵に!!

ミステリファン、「館」シリーズファン必読!
◎メフィスト賞作家・天祢涼による「綾辻行人殺人事件 主たちの館」ノベライズ
◎綾辻行人インタビュー 
◎綾辻行人×有栖川有栖 作家対談 
◎城島和加乃×かとうだい 仕掛人対談 
◎イベント全詳細レポート 
◎「ミステリーナイト」必勝法五箇条

感想・レビュー・書評

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  • 2012年のミステリーナイトのノベライズ。小説を読んでいるだけでも楽しいのに、実際に参加して自分で推理していくのはもっと楽しいだろうな。小説は読み進めれば犯人がわかるけど、ミステリーナイト参加者は自力で手がかりを探すしかない。自分には最後まで犯人がわからなそうだ。開催場所のホテルの方の話では、イベント自体が手作り感満載でそれも魅力的だ。綾辻行人と有栖川有栖の対談も仲良さそうで◎。

  • ミステリーナイトのノベライズ。
    と、そのレポート記事とインタビュー、対談。
    実際に参加してみたい。
    ミステリのトリックは「それほんとに可能なの?」って思うこともあるけど、こういうイベントだと実際に可能なトリックじゃないと発想がアクロバティックすぎて解けないだろうしな。
    レポート記事はその場にいる感じがして楽しく読めた。

  • 2012年に開催されたミステリーナイトのノベライズ。
    綾辻行人によるミステリーナイトの舞台の最中に出演者が殺害され、綾辻行人本人も死体で発見される。

    そんなに長さがないから軽く読めました。
    読んでて、この辺あやしいなーとか、今の伏線かな?と思ったところはだいたい当たってました。
    館シリーズをもう一度読みたくなった!

  • 3.5

  •  ミステリーナイト、確かに面白そうとは思うのだけどこれを行うのがホテル内でありそれも生の舞台を利用するそのため観客としての探偵役が400人ちょっと自分には向かないな。

     同じようなものを自分が登場人物となり一人でもしくは配役上の中のワトソンと証拠を拾い上げていくというのなら体験したいと思うのだが。

     ミステリという分野の新しい利用価値が成熟しているという事はうれしい事だ

     綾辻さんのかっこいい一言
     努力は報われるとは限らない、でも努力しないとなにも始まらない

  • ~ぜひミステリーナイトに触れてみて!~
    2012年夏に開催された、ミステリーナイト公演「綾辻行人殺人事件『主たちの館』」のノベライズ本。
    ミステリーナイトの楽しさを残しつつ、推理小説として楽しめる一冊です。
    小説の他に
    ・イベントレポート
    ・綾辻行人インタビュー
    ・綾辻行人×有栖川有栖対談
    ・城島和加乃×加灯台対談
    も収録
    ミステリーナイト好きに満足の一冊なのはもちろん、知らない方もミステリーナイトにはまっちゃうかも?の一冊です。

  • 1980年代後半から90年代にかけて本格ミステリの旗手として活躍した綾辻行人が推理イベント「ミステリーナイト」内で殺害された……という趣向の推理イベントのノベライズ&イベントの紹介本。

    なんたって、綾辻行人さんですからね……学生時代に「館シリーズ」にハマったウチとしてはついつい本を手に取った次第

    2012年・夏に開催された推理イベント、ミステリーナイト「綾辻行人殺人事件『主たちの館』」。元々、1987年に今はなきホテルプラザ(大阪市北区大淀南)で閑散期の集客イベントとして開催され、2012年に25周年を迎えた長寿イベント。
    記念公演となったこの年は、綾辻行人さんとコラボして、「館シリーズ」の現在のオーナーが集まって舞台をするという中で、登場人物が死亡し、その謎を解く中で綾辻行人さんまで死んでしまうという劇中劇のスタイルで演じられた。

    参加者はホテルに宿泊し、2人を殺害した犯人を見つけ出すため殺害現場を捜査し、情報を交換し、推理し……ホテルに泊まっているのにほとんど寝ることもなく、「名探偵となる」ことを楽しむ。

    舞台・イベント化された作品を、天祢涼さんがノベライズ。イベントの模様を時系列に紹介、仕掛け人の一人となった綾辻行人さんと、イベント中で綾辻さんがなくなったことへのお悔やみのコメントを寄せた有栖川有栖さんの対談、そして、25周年を迎えたイベントへの思いをプロデューサーである城島和加乃さんと構成のかとうだいさんのインタビューでしめるなかなか面白い構成の一冊。

    もちろん、この種の推理イベントも芝居である以上は、ナマで参加しないことには本当の面白さは絶対に分からないものの、この一冊を読めば「ミステリーナイト」の魅力の一端が掴める構成になっているのは見事なもの。
    綾辻行人さんと有栖川有栖さんの対談の中で、推理小説とミステリイベントの違い、また彼ら二人が関わっているTVの「安楽椅子探偵」との違いはもの凄く興味深いです。

    ”推理小説は、もちろん謎解きの楽しみもありますが、別に推理せずとも、探偵が何に着眼したかはさっぱりわからなくとも、夢中になって読み進めるのが幸せでもある。それに対して「ミステリーナイト」は、目の前で事件が起きて、手がかりがポロポロとこぼれていくのを目の当たりにすることで思わず推理せずにはいられない、という臨場感がたまらない。」”

    ホテルに宿泊して参加するミステリーナイト。年に1回のお祭りのようなイベントですが、昨今大人気の「脱出ゲーム」以上に物語性が強いのが特徴。ハマる人は間違いなくハマりますよ……とは言え、妻帯者のワタクシには価格も形態もきわめてハードルが高いです……

    いいなぁ、羨ましいなぁと思いながら、もっとこういう本格ミステリの体験型イベントが増えればいいなぁと思った夏の夜でした。

  • タイトルに惹かれて買ったが、これはミステリ「小説」ではなく、「ミステリーナイト」というイベントを小説化したもの。

    ミステリーナイトとは、ホテルに1泊して「事件編」の演劇を観たのち、ホテルの各所に隠されているヒントを元にして事件を解き、答案を提出、翌日「解決編」の演劇で謎が解けるようになっている、というイベントらしい。
    このイベントの25周年記念として、綾辻さんが監修をし、なおかつ自らも殺されてしまう、ということらしい。

    同書の前半はそのストーリーを小説化したものが掲載されており、後半はイベントの模様やインタビューなどを読むことができる。
    小説だと思って手にした私は少し残念だったが、いつかミステリーナイトに参加してみたい。

  • 20140630

  • (収録作品) 小説「綾辻行人殺人事件 主たちの館」/目撃者は明かすー「ミステリーナイト」イベントレポート/作家は誘うー綾辻行人インタビュー/同志は願うー綾辻行人×有栖川有栖作家対談/共犯者は創るー城島和加乃×かとうだい仕掛人対談

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著者プロフィール

1978年生まれ。メフィスト賞を受賞し、2010年『キョウカンカク』で講談社ノベルスからデビュー。近年は『希望が死んだ夜に』(文春文庫)、『あの子の殺人計画』(文藝春秋)と本格ミステリ的なトリックを駆使し社会的なテーマに取り組む作品を繰り出し、活躍の幅を広げている。

「2021年 『Ghost ぼくの初恋が消えるまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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