- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061828711
作品紹介・あらすじ
被害者は綾辻行人!?
謎を解く探偵はあなた!!
ミステリーナイトから安楽椅子探偵まで
綾辻行人×有栖川有栖対談収録!
綾辻行人と推理イベント「ミステリーナイト」が仕掛けたデビュー25周年コラボ作品『主たちの館』。
謎の館「蜃気楼館」を再現した舞台の上で惨劇が起きた!
被害者は綾辻行人!?
遺された血文字、開かずの間、密室、舞台にある仕掛け……さまざまな謎と手がかりから読者(あなた)は真相を見抜けるか?
2012年夏に行われた本格推理イベントを書籍化! 読めばあなたも名探偵に!!
ミステリファン、「館」シリーズファン必読!
◎メフィスト賞作家・天祢涼による「綾辻行人殺人事件 主たちの館」ノベライズ
◎綾辻行人インタビュー
◎綾辻行人×有栖川有栖 作家対談
◎城島和加乃×かとうだい 仕掛人対談
◎イベント全詳細レポート
◎「ミステリーナイト」必勝法五箇条
感想・レビュー・書評
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2012年のミステリーナイトのノベライズ。小説を読んでいるだけでも楽しいのに、実際に参加して自分で推理していくのはもっと楽しいだろうな。小説は読み進めれば犯人がわかるけど、ミステリーナイト参加者は自力で手がかりを探すしかない。自分には最後まで犯人がわからなそうだ。開催場所のホテルの方の話では、イベント自体が手作り感満載でそれも魅力的だ。綾辻行人と有栖川有栖の対談も仲良さそうで◎。
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一度、ミステリーナイトに参加してみたいと思っていたけど、読んだらますます行きたくなった。
夜通し推理をする、と聞いて、宿泊代もったいない!実は少し眠れるのでは?と思っていたけど、本書を読んだら、本当に寝る暇はなさそう(笑)
ちょうど「御仏の殺人」を友人と楽しんだばかりなのもあって、前にテレビで放映されていた「謎解きLIVE」シリーズも久しぶりに観たいし、「安楽椅子探偵シリーズ」も是非観てみたい。 -
なんだこの本
綾辻行人監修、ノベライズ
ミステリーナイト?初めて知りました。
大分前の本だけど、いまだに10作目出てない現状は変りません。
有栖川有栖と対談が良かった。
オマージュたっぷり
綾辻行人ファンは読んでおかないと。
綾辻行人は幸せな人、恵まれてます。 -
ミステリーナイトのノベライズ。
と、そのレポート記事とインタビュー、対談。
実際に参加してみたい。
ミステリのトリックは「それほんとに可能なの?」って思うこともあるけど、こういうイベントだと実際に可能なトリックじゃないと発想がアクロバティックすぎて解けないだろうしな。
レポート記事はその場にいる感じがして楽しく読めた。 -
2012年に開催されたミステリーナイトのノベライズ。
綾辻行人によるミステリーナイトの舞台の最中に出演者が殺害され、綾辻行人本人も死体で発見される。
そんなに長さがないから軽く読めました。
読んでて、この辺あやしいなーとか、今の伏線かな?と思ったところはだいたい当たってました。
館シリーズをもう一度読みたくなった! -
3.5
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ミステリーナイト、確かに面白そうとは思うのだけどこれを行うのがホテル内でありそれも生の舞台を利用するそのため観客としての探偵役が400人ちょっと自分には向かないな。
同じようなものを自分が登場人物となり一人でもしくは配役上の中のワトソンと証拠を拾い上げていくというのなら体験したいと思うのだが。
ミステリという分野の新しい利用価値が成熟しているという事はうれしい事だ
綾辻さんのかっこいい一言
努力は報われるとは限らない、でも努力しないとなにも始まらない -
~ぜひミステリーナイトに触れてみて!~
2012年夏に開催された、ミステリーナイト公演「綾辻行人殺人事件『主たちの館』」のノベライズ本。
ミステリーナイトの楽しさを残しつつ、推理小説として楽しめる一冊です。
小説の他に
・イベントレポート
・綾辻行人インタビュー
・綾辻行人×有栖川有栖対談
・城島和加乃×加灯台対談
も収録
ミステリーナイト好きに満足の一冊なのはもちろん、知らない方もミステリーナイトにはまっちゃうかも?の一冊です。 -
タイトルに惹かれて買ったが、これはミステリ「小説」ではなく、「ミステリーナイト」というイベントを小説化したもの。
ミステリーナイトとは、ホテルに1泊して「事件編」の演劇を観たのち、ホテルの各所に隠されているヒントを元にして事件を解き、答案を提出、翌日「解決編」の演劇で謎が解けるようになっている、というイベントらしい。
このイベントの25周年記念として、綾辻さんが監修をし、なおかつ自らも殺されてしまう、ということらしい。
同書の前半はそのストーリーを小説化したものが掲載されており、後半はイベントの模様やインタビューなどを読むことができる。
小説だと思って手にした私は少し残念だったが、いつかミステリーナイトに参加してみたい。