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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061828803
みんなの感想まとめ
テーマは、異なる時代の物語が交錯することで生まれる愛の形と、言葉の本質に迫ることです。17世紀フランスと2031年沖縄という二つの舞台を背景に、ファンタジーと最先端技術が融合した独特な世界観が展開され...
感想・レビュー・書評
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面白いのか面白くないのか?読んでもわからない難作品。
私が、わからないからといって、この小説が悪いという事でもないかもしれない。原因の一つは、知識不足である事は確かだから。
二つの世界観でストーリーを進める。
一つは17世紀フランス。ヴェルサイユのゴンディ家の長男の少年の病死から物語が動いて、少年は可愛がっていた下女的少女の前に白い狼となって現れる。ファンタジーなのかと思うのだけど、どうも史実にも沿っていく。その辺が苦手で、区別がつかない。
一つは、2031年の沖縄。量子コンピュータという最先端技術者達の挑戦。量子コンピュータに世界の秘密を探らせるかなんか。
当然、この二つが重なってくるのだけど、どっちの時代も掴めない読みきれない。辿り着けず。
ただ、詳しい方には、すごく面白いのかもしれない。
ここまで、メフィスト賞を読んで思うことは、皆さんデビューを目指して書きたいことに溢れていると思うのです。専門分野得意分野からも小説は、目新しいし。でも、やっぱり表現力は未知数というか未成熟というか。そこで、ボリュームの上限は決めても良いと思うのです。これもノベルズの2段600ページ。ミニレンガ。他の作品にもなかなかの大作がありました。初読の作家さんなら適量で読みたい。審査も大変でしょうに。
ストーリーをある程度にまとめるテクニックも必要だと思うんですよね。(京極さんはご自由にしていただきたく) -
集中できないまま読み終わってしまった。主に自分の問題。集中してもう一度読む機会があれば、もっと楽しめるかも。
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第48回メフィスト賞受賞作。量子コンピューターの開発現場に翻訳者として招かれたリサーチャー(超文系)が、量子論について考えたりする話と、ルイ14世が子供の時代のフランスの孤児の女性が「狼の魔女」として暗躍?する話が交互に語られます。
現代(に近い未来)パートでは文系が量子論について文系として考えることを口語体で語るのが楽しくて、過去パートでは狼と魔女の少し浮世から浮いた感じが面白くて、分厚い本を持ち歩くのが苦にならないくらい楽しんで読めました。いずれのパートも、「女」からの目線であるがため、女としての理論で量子論、そして「愛」の物語が語られます。ちょっと「……」が多いなあと思いましたが、物語のちからで読ませてくれました。 -
『真実は言葉がなぜ紡がれるのかというその理由、なぜ語られたり綴られたりするかというその理由にあるのではないでしょうか?
言葉自体やその解釈ではなく、何かを語ろうとする心の側に真実がある・・・
言葉はどうして、どこから生まれるのでしょう?私にはその答えはわかりません。でも言葉が真実をそのままに表現しているものだとしても解釈するべき象徴だとしても、何かについて伝えたいと思ったからこそ言葉は生まれるのではないでしょうか?
そしてきっと詩も音楽も絵画も、同じところから生まれるのだと思います。』
難しい。これは難しい。
大切なことを言っているような気がするんだけど、正しく読み取れた気がしない。
解釈に囚われた作品世界がゆえに、その解釈に迷う。 -
忙しい時期に細切れで読んだ+量子論の小難しい理屈のせいか内容が全然頭に入ってこなかった(^p^)
同じメフィスト賞を受賞した図書館の魔女がもー、滅茶苦茶クオリティ高かったからハードルあげすぎたのかもだけど、それにしても。
すごい新人が出てきた!と絶賛する気にはなれないかなぁ。 -
未来の沖縄で行われている量子コンピューターでの研究と、フランス革命期の話。
二つの物語をこういう風に繋げるとは!!
言いたいことを完全に理解したとは言えないけど、
確かに感じ取ることは出来たと思う。
何よりこの作品が醸し出す雰囲気が最高に素晴らしいです!!
絵画に疎い私ですが、言われてみれば確かにその通りですね。
当たり前なことなのに、そこに気付かないとは恥ずかしい限りです。
今すぐ美術館に行きたくなりましたw
あと、226頁あたりの量子論の解釈の仕方が面白い。 -
素晴らしい!!泣きはしなかったけど,実に良い物語を読ませて貰いました。
「文学でもって宇宙を語る/数学でもって神を語る」というのは個人的に大好きなアプローチです。
量子コンピュータの吐き出したデータを文学で翻訳することで何が起こっているのかを解き明かすというのですから,ワクワクしてしまいました。
これでデビュー作とは凄い才能が出てきましたね。「姑獲鳥の夏」以来の衝撃です。
同じ密度の物語が描けるのであれば(もちろん大いに期待しています)素晴らしいですね。 -
第48回メフィスト賞受賞作。17世紀ヨーロッパで繰り広げられる中世ファンタジーであり、2030年代の沖縄を舞台にした近未来SFであり、両者を繋ぐ歴史ミステリであり、そして何より400年間に渡る壮大な「愛の徴」。ジャンル的にも内容的にも、何ら関連性の見出せないふたつの物語がひとつの流れを編み、そこに込められた想いの深さが顕現される美しさには思わず息を呑むほどでした。一見、メフィスト賞の本流から外れているようにも見えますが、高田崇史の「QED」シリーズを髣髴とさせる謎解きは、確かにメフィスト賞の枝葉の上に成り立った作品であることを再認識させてくれます。ノベルス版は書き下ろし掌編も付いてお得です。
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感想 :

でも、そうすると平均点落としちゃうのかな。
でも、そうすると平均点落としちゃうのかな。
真面目な感じが伝わるから、そのつもりで読んで、撃沈。
真面目な感じが伝わるから、そのつもりで読んで、撃沈。