悲報伝 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 826
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828889

作品紹介・あらすじ

“究極魔法”獲得を目的とした実験により、
全住民が消失した四国。閉ざされたその地では、
対立する魔法少女のグループが死闘を繰り広げていた。
十三歳の英雄・空々空と謎の幼児・酒々井かんづめは、
少女たちの戦争を潜り抜け、死地を脱出できるのか。
新兵器『悲恋』が上陸を果たし、地球との最終決戦が迫る!
悲鳴に始まり、悲痛な別れを繰り返し、
悲惨な死すら越えていく英雄譚、第四弾。

感想・レビュー・書評

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  • 今のところ、このシリーズで一番手を止めずに読んだかもしれない。
    最後の10話が、本当に、本当に見てられなかった…。

    もう一組の双子って君たちだったの。
    『スプリング』と『オータム』が憎み合ってた原因、そんな…。
    春秋戦争、思いつく限りで一番嫌な結末を迎えた気がする。もう"悲報"どころの話ではない。
    空々くんが関わる先々で人が死にすぎる。
    本当に疫病神のようだ。
    それなのに、主人公のメンタルがここまで心配にならない作品も珍しい……。

    空々くんとパンプキンとの合流が果たせたのは何より。
    色々死にすぎたことを除けば、『ジャイアントインパクト』もいて、『魔女』もいて、新兵器投入のタイムリミットもないという、わりと理想的な状態になったのでは。
    とはいえ、悲恋、魔女と、危ういファクターはまだまだあるし、あとどれくらいの波乱があるやら…。
    やっぱり先が見たくなる話だなぁ。

    次も買ってあるので読みます。

  • 前巻読んでから間があったので、色々忘れてる。読んでる間もすぐ忘れるんだけど、名称が多すぎて鬱陶しい。魔法少女名と固有魔法とどのチーム所属かだけでも覚えられないのに読みづらい本名まで出てくる・・・結局ちゃんと飲み込めないまま、ちまちまと読み進んだけど、なんだよ2チーム全滅かよ、ていう。儚いですな。ここまでネタなんだろうな・・・。終盤は少し戦闘あってバタバタ死んでいくのでさくさく読めたけど、そこまで本当にしんどかった。四国ゲームそろそろ終わるのかな。もう飽きてきた。

  • 空は女の子なら誰でも助けようとする。リスキーなことをしても。自信があるしやさしいんだと思う。地濃ちゃんを理解することのたいせつさを思う。

  • 戦争の終わりには。
    均衡状態が崩れたからではなく、いつか自然と起きていたのでは。
    運営本部に関与していそうな雰囲気だが、彼女達が全てを終わらせる事は可能なのか。

  • えっ!? いったい何人死ぬんだよ。最後の巻誰も生きてないんじゃないかと思ってしまう。

  • 途中までは普通に読んでて、まぁ続き読むのはしばらく置いてからでもいいかなって思ってたけど、最後の畳み掛けにやられた…続き読むー!ってなってしまった…

  • 四国編まだ続くんかい!
    こんなに分厚いのに物語の進行速度がゆっくりすぎる〜、せめて四国編は2冊で終わらせてほしかった、、、
    魔女の活躍が早くみたいです。
    ちょっと飽きてきたので他の本を読んでから続きを読みたいと思います。

  • 次々に死にますなぁ~(^^; 次巻で生き残るのは誰だって・・誰も残らなかったになりそう。読んでいて思ったのは、時代物だったら忍者、SFだったら超能力者なるかなぁ、設定は違っても魔法少女物もカテゴリーに入りそう。それにしても、新登場人物があっさり殺され過ぎて、覚える暇もないって感じ。次回も三つ巴、四つ巴になるんだろうなぁ~、悲恋、魔女、魔法少女に主人公となるが、また新たに絡むだろうし・・とにかく決着待ち。1巻が長いんだよね、500P前後だもんなぁ・・

  • 悲恋登場はいいとして春秋戦争は寄り道してる感が強い。入り口で引っ張った割にあっさりだし。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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