八王子七色面妖館密室不可能殺人 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 59
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828896

作品紹介・あらすじ

倉阪氏ならではの驚愕バカミスです。読者の思考を遙かに超えた場所に「仕掛け」られた謎とトリックが持ち味の作風が、本作ではさらにパワーアップ! ページを捲れば幻惑必至の恐るべきミステリ小説です。

感想・レビュー・書評

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  • 今回もまた執拗に穿たれた文字たちと脱力の真相。
    早く脱力したくてページを繰る手が止まらんのよな。
    異常な館に名探偵まで登場して盛大にミステリーを弔ったのだろうか。
    ひっそりと芽生える寂寞の思い。
    書き続けて!倉阪さん!!!

    毎度またかーとなる仕掛けがもはや実家のように安心しちゃうこの謎の馴染み具合。
    メタミステリの極地はここなのか??ここは何処だ??

  • 相変わらずのお疲れ様バカミス。
    でも読まずにいられない・・・・・・・。
    パワー不足は否めないが、著者近影の努力(?)も
    含めて評価します。次作にも超期待。

  • 毎度おなじみのバカミスです。
    前のバカミスが自分的に酷かったので、少々戦々恐々と手にとったのですが、ちゃんと読める本でした。

    校正さんお疲れ様です…

  • 今回も恒例のアレとかアレとか、ホント、どうやって作ってるのかと(いや、書いてる、か…)不思議になるほどのアレっぷりでしたね。
    エピローグの今回のテイストも嫌いじゃない。著者近影サイコー。

  • バカミスシリーズ。今回も登場するとにかく変で違和感ありまくりの「七色面妖館」。そこで起こる不可思議な殺人事件の数々。その真相やいかに!?
    今回の仕掛けの何割かは分かったかな。だけど例により凝らされたあの趣向……すべて探し出せる人はいないかなあ。不自然だな、と思える部分はあったけれど、それを拾い上げていくのは困難。これは素直に謎解きを読んで驚きたいなあ。
    ……え? あの著者近影もヒントだったの?(笑)

  • 2013/09/13読了

  • これを読まなきゃ秋が来ない。年に一度のクラニーのバカミス。お約束の脱力系ネタやその手間隙は感動的ですらある。いやはやお疲れさまでした。

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著者プロフィール

1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。印刷会社勤務を経て1998年より専業作家。ミステリー、ホラー、幻想、ユーモアなど、多岐にわたる作品を精力的に発表する。2008年「火盗改香坂主税 影斬り」(双葉文庫)で時代小説家としてデビュー、好評を博す。「小料理のどか屋 人情帖」は、満を持して放つ待望のシリーズである。

「2022年 『祝い雛 小料理のどか屋 人情帖36』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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