タイタニア4<烈風篇> (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828902

作品紹介・あらすじ

22年の時を経て「タイタニア4」ついに刊行! 新たなる宇宙の1ページがここに記された!

感想・レビュー・書評

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  • 20年ぶりの新刊。
    ありがたいことに文体に変化はほとんどありませんでした。
    (ただ筆力少し落ちたような・・・。また、この巻で、
     ジュスランが急に弱々しくなっている気がしました・・・。
     そしてヒューリックはどんどん脇役に・・・。))

    最後には、著者の得意技が炸裂しますし、本当にあと1巻で終わるのでしょうか。

    次巻も期待。
    (まさか更に20年後なんてことはないだろうなぁ・・・・)

  • 作者に続きを書く気があったのに何よりも驚いた(笑)

    銀英伝外伝の続巻が出ようとも今更興味はありませんが(買うには買う)
    アルスラーン戦記はもう追っかける気力も失いましたが
    タイタニアの続きは待っていた!

    ま、おとなしく「一件落着、めでたしめでたし・・・」とは行かないわな(笑)
    マヴァール年代記だっけか?何故だかあれを思い出した。

    タイトルが”タイタニア”なんだからやっぱ主役は”タイタニア”であって
    ファン・ヒューリックはヤン・ウェンリーではないんだなあ~、とあらためて^^;

  • 「陽は中天にあり、没せざるべからず」
    隆盛を極めたタイタニア一族にも、没落の日は来るのか? 一族を牽引する五家族代表、すなわち藩王と四公爵から一人が欠け、勢力の均衡が破られた。次期藩王を狙うイドリスは、藩王暗殺未遂事件を機にアリアバート、ジュスランに叛逆罪を宣告。対するニ公爵は「君側の奸を討つ」として対抗姿勢を示す。一族を二分した内乱に勝者はあるのか。宇宙叙事詩にして傑作歴史小説、待望の第4巻。
    (2013年)
    — 目次 —
    第一章 居心地の悪い客
    第二章 高貴なる「反逆者」
    第三章 困惑、当惑、迷惑
    第四章 ハシュトバル星域の戦闘
    第五章 それぞれの隘路
    第六章 直前と寸前のスケッチ
    第七章「天の城事変」
    第八章 うしなわれたもの

  • 古本屋へ

  • 待ちに待った続きである。
    ワクワクしながらの展開に最後がああなるのかとふいをつかれる。
    この小説はタイタニアがどう崩壊するかという物語なので、あの展開はある意味正しいのだが、この展開は正直読めなかったし読みたくなかった。

  • 読者の気持ちをうまいこと盛り上げてくれますねぇ。多くの人がアリアバートを好きになったところで退場させるなんて。オニです、作者w
    さぁ、行方のわからなくなった戦い、最終巻へさっさといかねば!

    それにしても、最終巻まで揃ってから読めてよかった。

    2016.5.25

  • タイタニアVS.タイタニア
    藩王暗殺未遂事件に端を発した内乱の行方は!?
    『銀河英雄伝説』『アルスラーン戦記』と並び称される田中芳樹の傑作小説、第4巻!

    「陽は中天にあり、没せざるべからず」
    隆盛を極めたタイタニア一族にも、没落の日は来るのか? 一族を牽引する五家族代表、すなわち藩王と四公爵から一人が欠け、勢力の均衡が破られた。次期藩王を狙うイドリスは、藩王暗殺未遂事件を機にアリアバート、ジュスランに叛逆罪を宣告。対する二公爵は「君側(くんそく)の奸を討つ」として対抗姿勢を示す。一族を二分した内乱に勝者はあるのか。
    宇宙叙事詩にして傑作歴史小説、待望の第4巻。

  • 終盤で控えめで大人しかったフランシアが大主張
    ”自分の主人に子供は殺させたくない!”

    ・・・あら~お優しいのね

    って、そんな人は戦場に付いて来たらアカンやろ?

    さっき迄あなたの目の前で数万人の人が悲惨な死に方
    してましたよね?その人達は良いの?大人で軍人だから良いの?
    何歳からなら殺して良いの?!! o(`ω´*)o

  • なんとなく長期間放置されていた理由がわかった気がする。ファン•ヒューリックの物語と考えると面白くないが、ジュスランと考えるとそこそこ面白い。最終巻が出たら読んでみようと思う。

  • 2015/1/4

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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