QED ~flumen~ ホームズの真実 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 324
感想 : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828940

作品紹介・あらすじ

大学時代の知人、緑川友紀子に誘われ、シャーロキアン(シャーロックホームズ愛好者)の展覧会に参加した、崇と奈々。
 そのパーティの最中、参加者が不可解な転落により意識を失う。彼女の手に握られていたのは紫のスミレの花だった。
 「紫」の意味を巡り、事件は『シャーロック・ホームズ物語』から『源氏物語』に隠された秘密へと近づいていく……!
(『QEDパーフェクトガイドブック』同時収録)

感想・レビュー・書評

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  • 2011年にQED完結と信じて、全くノーチェックだった1冊。本書にはタイトルの中編「ホームズの真実」と座談会の様子、そして「QEDパーフェクトガイド」が掲載されている。確かに最後の「伊勢の曙光」の時にプレゼント企画で目にした覚えがあったが、まさか書籍化されているとは…本編で書ききれなかったことを、今回の作品にしたらしいけど、10年前に起きた事件の後を描いているので、本編を読んでいないと理解出来ない。私としては、本編を読んでいても、忘れてしまっていて、なかなか理解出来なかったけど…座談会で「式の密室」がターニングポイントになった、とあるが、私もまさしくそこからどっぷり浸かった感じで、正直、その前の作品は難しかったと改めて感じた。

  • これ一度だけの読み方を作者は意図していねぇな
    と思ったら案の定。
    実は隠し要素があるのです。

    本編よりももちろんひかれたのは
    冊数限定でカラー版が出た
    「QEDパーフェクトブック」であります。
    カラー版手に入れた人ウラヤマシス…

    あと対談もありますが…
    飛行機に乗り遅れる人がいたり
    先生はそもそも応募枚数オーバーして
    本来応募する奴に応募できなかったり…
    なかなかカオスじゃないですのん…

  • ところどころで槿さんが死亡してしまったような表記があったので、なにこれ、ミスリード?とか深読みしてたら終わってしまった 
    とにかく高田作品を読み始めてからというもの、神社や神話に対する印象や解釈が洗脳されてしまって困っている

  • シリーズのガイドブックがメイン。
    聖地巡礼というか、旅行のおともに是非ほしい
    短編はおまけ、事件もシンプル

  • さらっと読了。
    紫や、ホームズ失踪期間中の解釈が面白い。

  • 本文は文庫本で読んだが、
    文庫本では巻末付録の「QEDパーフェクトガイドブック」の略地図が省略されているので、新書版をセカンドハンドで購入

  • QED-18

    蔵書
    電子書籍

  • (収録作品)QED-flumen ホームズの真実/QEDパーフェクトガイドブック

  • 大学時代の知人、緑川友紀子に誘われ、シャーロキアン(シャーロックホームズ愛好者)の展覧会に参加した、崇と奈々。
    そのパーティの最中、参加者が不可解な転落により意識を失う。彼女の手に握られていたのは紫のスミレの花だった。
    「紫」の意味を巡り、事件は『シャーロック・ホームズ物語』から『源氏物語』に隠された秘密へと近づいていく……!
    (『QEDパーフェクトガイドブック』同時収録)

  • 大学時代の知人、緑川友紀子に誘われシャーロキアンの展覧会に参加した崇と奈々。その最中、参加者の一人が展覧会場から不可解な墜落をし、意識不明の重体に。彼女の手に握られていたのはスミレの花だった…!「紫」の意味を巡り、事件は『シャーロック・ホームズ物語』と『源氏物語』に隠された秘密へと近づいていく。

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著者プロフィール

東京都生まれ。明治薬科大学卒業。『QED 百人一首の呪』で第9回メフィスト賞を受賞し、デビュー。歴史ミステリを精力的に書きつづけている。講談社ノベルス最長の人気シリーズQEDシリーズをはじめ、著作多数。近著に『古事記異聞 鬼統べる国、大和出雲』『QED 源氏の神霊』『QED 神鹿の棺』など。

「2023年 『試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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