- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061830066
感想・レビュー・書評
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三菱銀行と第一銀行の幻の合併を描いた話。基本的に実名で出しており、後の高杉良の小説とは異なり、また、脚色は恐らくほとんどなく、非常にシンプルで密度が濃い。もっと後の作品は主人公と女性との絡みが(無駄に)多くて辟易するので、純粋たる経済小説として楽しめる。
これだけ手をかけて合併を阻止した後、第一勧銀→みずほとなって結局合併がスムーズにいっていないことが皮肉で悲しい事実である詳細をみるコメント0件をすべて表示
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