明智光秀 (講談社文庫)

著者 : 桑田忠親

• 講談社

感想・レビュー・書評

[reinouさんの感想 · 2017年1月4日]

1983(底本1973？)年刊行。本能寺の変の実行者明智光秀。日本史の流れを大きく変えた人物は、史料に余り記載されていない。この光秀の前半生を含め、残された史料を丁寧に渉猟して叙述された人物評伝。本能寺の変の要因論も触れられている。古い書籍であるが、基本的内容を押さえる上では、有益な書。

[二次元研究所さんの感想 · 2011年2月14日]

4061830538　254ｐ　1983・11・20　２刷

著者プロフィール

1902年、東京都出身、1987年没。國學院大學国文科卒。東京帝国大学史料編纂所を経て、國學院大學文学部教授、同名誉教授。文学博士。戦国史・茶道史研究家。『日本茶道史』（角川書店）、『古田織部』（徳間書店）、『千利休』（宮帯出版社）、『本朝茶人伝』（中央公論新社）など著書多数。

「2018年 『ビジュアル版戦国武将茶人』 で使われていた紹介文から引用しています。」