- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061831094
感想・レビュー・書評
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職場の美女とそれを取り巻く男たちの様子を観察するマメちゃんの小説。こんな男おったら、頭はたいてるわと思うが、これが昭和。美人でも美人でなくても、出てくる女性は皆したたかでかわいい。
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美女か否かの視点で観察したマメちゃんの職場の
人間模様を書いた小説。わかりやすく設定された
女性職員のキャラが読みすすめていくにつれて、
なじんでくる。親近感を覚える。
終いには「美女かどうか」なんてどっちでもよくなる。
このへんが聖子さんの小説の面白さ。
ただ、ラストでいきなりマメちゃんに春がやってきて
強引な感じが…。まぁいっか。マメちゃんがシアワセに
なって終わったのなら。 -
美女もたいへんなんだ(?)とはじめて知った。
私は美女ではなく、豆ちゃんになりたい。 -
最後とてもすっきり綺麗に幸せに終わった!
梢みたいなさっぱり美人になりたいと思った -
美女ぞろいの会社に、絶世の美女がやってきた!
色めきたち、鼻の下を伸ばす男性社員たち。
そんな男たちと美女たちのやりとりを観察し、面白がる「マメちゃん」(豆を転がしたような地味な顔立ちからそう呼ばれている)。
男は美女が好き、という厳しい現実を見つめつつ、どこかに自分の言うに言えんいいところを見つけて好きになってくれる異性はいないものか。。。と願うマメちゃん。
面白かった~。古い本なんやけど、古臭くない。 -
本棚の整理をしていたら奥の方に発見。もう一度読み返してみたら、また新たな発見が有りました。田辺聖子さんの作品にはリアルな女が出てくるのがイイです。
著者プロフィール
田辺聖子の作品





