- 講談社 (1983年1月1日発売)
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感想 : 22件
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Amazon.co.jp ・本 (467ページ) / ISBN・EAN: 9784061831179
みんなの感想まとめ
現代人が江戸時代にタイムスリップし、当時の生活をリアルに体験する物語が描かれています。著者は江戸文化研究家であり、独自の視点で豊かな江戸のドラマを生き生きと描写しています。SFや時代劇の枠を超え、まる...
感想・レビュー・書評
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今や江戸文化研究家として知られる石川英輔の大江戸タイムスリップSFシリーズ第一弾。
現代人から見た江戸時代を詳細にリアルに描く手法は、ポンコツタイムマシンシリーズから引き継がれるなーと感じる一冊。単なるSFでもない、単なる時代劇でもない、現代人の目を通した意外にも豊かな江戸での生活ドラマが、海外生活した人のエッセイを読んでいるような新鮮さで引き込まれる。
個人的な勘ぐりでは、人気漫画『JIN』は、この小説からインスパイアされて描かれたのではないかと思っている。(ちなみに私は『JIN』も大好き)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『JIN』の元ネタ作品だとしめやかに噂されている作品なので、興味を持って読んでみました。
現代に生きる男性が、タイムスリップで江戸時代に行き、医者のようなことをして生活していく、という大まかな骨組みは、たしかに一緒です。
ただ、やはりJINとは別ものだと思いました。
読んでいてとにかく感じるのは、徹頭徹尾、「男に都合がよい」話だということです。
タイムスリップという題材はそれだけでドキドキした高揚感を引き起こしますが、現代でも江戸でも悪人が一人も登場しない作品なので、終始のどかに読めるストーリー。
JINは、江戸の世で、命を落としかけたりとけっこう大変な目に会いますが、こちらの主人公速見は、なんだかとんとんうまい具合に話が進んでいくのです。
たまたま身を寄せたのが医者の家で、神仙という別の世から来たと受け入れられたため、当時は存在しない薬を処方して、暮らしに困らない財を成します。
また、現代には流子という恋人がいながら、江戸で見染めたいな吉という芸者と一緒になり、ラブラブな生活を送るなど、江戸ライフを存分に満喫しています。
描かれる女性像は、なんだか古めかしい、一昔前のヒロインタイプ。
30そこそこの女性が、恋人の名前を呼ばずに常に「あなた!」と呼びかけるものでしょうか。
更に速見は、なんと時代を透視する能力を(なぜか)身につけ、自由に現代と江戸を行き来して、それぞれの世の恋人とこの世の春を謳歌します。
当時は安価な消耗品の根付を集めて、現代に持ち帰り、値打ちものの骨董品としてみたり、ファンデーションを江戸の恋人にプレゼントしたり。
ここまできたら、もうオールマイティすぎますね。
とことん都合がよすぎで、(こんなのあり?)と呆れてしまうほどです。
せっかくのスリルと冒険に満ちたシチュエーションなのに、万事主人公にとって好都合すぎる展開で、起承転結の「転」がないため、読んでいてまったくハラハラしないのが、なんだか残念にも思えてきます。
あとがきに、「速見はもてもてだが、これは著者の願望が現れたものだ」と書かれており、とことん運命に愛された男を描きたかったのだろうと思いました。
速見は江戸の世では人目を引く大柄の男になりますが、JINでは体型の違いはまったく言及されていません。
演じる役者の体つきにさほど差がないからかもしれません。
物語の域を出ているほど綿密な時代考証がされているのは評価すべき点で、巻末に掲示された参考資料の多さにびっくりしました。
ただ、引用がこなれておらず、説明的記述が物語の展開を中断させて、スピードを鈍くしてしまっているようなところが、気になりました。
とにかく世の男性の希望と夢をぎゅっと詰めて具現化したようなストーリーなので、男性が読んだら大いに夢とロマンを感じられそうです。 -
突然江戸にタイムスリップしてしまった割には、すんなりその世界を堪能していけるのも不思議。
内容がどうのというより、異常に丁寧な会話に違和感が強すぎて、タイプではなかった。 -
2016 07 04読了
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資料番号:010699478
請求記号:F/イシカ -
昔流行ったドラマの仁-JIN-は絶対にこれのパクりだと思う。発行もこちらの方が早いので。
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20130824読
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原発をやめると江戸時代に戻るという戯言を聞いたので読んでみた。こんな世界なら戻ってもよい。糞便重化学工業はおもしろいね。
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タイムスリップSFものですが、考証が詳しく江戸時代の風俗文化を軽い読み物として楽しめました。シリーズ物なので全部読破!!。
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2010/07/23完讀
★★★☆
我看完第一個感想是,JIN的作者一定有看過這本書…
主人公速見洋介很意外地「感覺」並且看到江戸,最後竟然穿越時空回到1822年文政時期的江戸。
洋介先賣掉手錶換取生活費,結果居然賣了千兩價錢。洋介寄宿在醫生北山涼哲家。精美的手錶被認為非凡間之物,洋介就被涼哲等人當作是謫仙人,而後他也以仙人自居。他認識了辰巳芸者いな吉(為「自前芸者」,是基於自己的興趣而去學藝),兩人相戀,洋介就開始和她一起生活。
洋介因為人情,便幫忙治好いな吉哥哥的腳氣病(其實只是維他命B缺乏,他做了糠水給病人喝)之後,就和涼哲合作替有錢人、大人物(洋介的祖先都不是有錢人,為了避免影響到未來自己的人生,只替有錢人治療)治療腳氣獲大筆金錢。
某次他意外地回到了東京,就馬上和心儀的女編輯流子結婚。後來他發現自己獲得了穿越江戸和東京的能力,就穿梭於兩個世界間,好不自在。
但最後一次去江戸,是跑到京都去替涼哲的師傅治療(用盤尼西林),再把師傅說的話錄起來,坐新幹線回東京再回江戸給涼哲聽。在這次之後他感覺到自己將失去穿越時空的能力,匆匆忙忙地回到現代,此後他一直找尋可以回到過去的方法。某天在舊書攤發現涼哲寫的「大江戸神仙伝」,後面已亡軼,但依語意判斷,似乎洋介可以將來會再回到江戸…
這本書主要是透過現代人的雙眼看舊日的江戸,對當時的制度、風景等等都有相當詳盡的解說,非常有趣,不過也可以看見作者的主觀價值非常強烈(例如他對廢死刑論調的厭惡,還有對全盤西化的批判)。其實這樣的SF作品在某部分可以補足時代小說某些無法讓現代人輕易了解的背景,而且又不是本學術作品,相當平易近人。
例如當時時間的計算方式,雖然我看了好幾本時代小說,但其實沒有認真注意過時間要怎麼算(因為作者多半都會寫上現在的時間)。依作者的解說,九ツ是12點,然後照八、七、六、五、四的順序(每刻=兩小時),回到九ツ又是12點。學會這個簡單的算法之後,看時代小說就方便多了。
關於用字,又例如裡面說「奥様」的尊稱只針對旗本和大名家妻子,後來才漸漸有大商家的妻子被這樣稱呼,到明治在普遍成為妻子的稱呼。而「です」的說話方式其實是下等人在使用,在明治之後才被普遍使用。
還有,這裡說到當時的刑法,偷十兩就是死罪。這樣一來就可以了解鬼平真的對某些人很寬大…。當時的町奉行人力少得驚人。每天巡邏的人數也不過十二人,社會多半是靠自治體ー町五人組、家主來維繫。
總之這本許許多多的介紹都非常有趣,也獲得一些不錯的知識。不過書的後三分之一,洋介在兩個世界來來去去,這本書就開始變成「大江戸劈腿傳奇」,一直看著洋介同時享受流子和いな吉,就女性讀者而言實在很難接受。不過洋介還在書中辯解這是男性再自然不過的本能(屁啦),同時愛上兩個女性是完全正常的事。一面想著不想被其他男性搶走流子,一面腳踏兩條船,看了讓人實在很火大,讓我無法專心品味後面的部分…。
記得這個系列出了很多本,以後有機會可以借到的話再繼續看~不過該不會在其他集也繼續劈腿吧,這樣我會不會氣得看不下去?
(467page) -
TVで「Jin-仁-」の放送が始まったからかどうかはわからないけどブックオフの105円のコーナーで出会った。薬学の知識でもって本道の医師と脚気の治療に当たる様子とかはJinの作者はこの作品にヒントを得てるんじゃないかと思った。
江戸時代へのタイムスリップ物はたくさんあるとは思うが、読み終わるまでSFなんだってことに気づかなかったくらい現代と過去の往復が違和感なかった。
小説の内容としてはそれほど大きな展開もなくハラハラするような場面もないのだが江戸のことについてとても勉強されたようで解説が多く、興味深い話が多かった。「江戸生活体験記」と思って読むのも一つの楽しみ方じゃないだろうか。 -
最後がちょっと弱かったけど、おもしろかった!
現代の人間が、向こうに行ったらそりゃ驚かれるよね!って感じで。
後半は、少々ご都合主義な感じもしたけど、前半の面白さがやっぱり目立つ。
スカパーで映画してた。古めの映画だった。
・・・微妙だった。 -
主人公が江戸時代(文政5年)に、サクッとタイムスリップ何が何だかわからないものの、あっさりその時代に馴染む江戸時代がどんなに優れた文化をもっていて、そして水がきれいで、川がきれいで、緑が美しいか…そんなことがわかるンだよが、紹介してくれたヒトの言葉確かにそれもそうなんだけど……主人公の40代の男性は江戸で辰巳芸者のいな吉と結ばれ、現代に戻っては婚約者(後に現代に戻れてすぐ結婚)がいてと、とにかく素敵な女性との幸せな日々があるのですこの部分は全然いやらしくもなく、よいのだけど、たぶんこの小説は40代辺りの男性が読むと、ウットリするのではないかと思ったりする次第です(笑)この本では主人公は現代に戻れたのち、江戸に再び行くことができないのだけど、シリーズになっているので、きっとまた江戸に戻るのでしょう……続きが気になるところです
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石川英輔の「大江戸〜」シリーズの第一作目。二作目と三作目は既読だったが、やっと原点を読むことができた。なるほどなるほど、主人公と流子やいな吉との馴れ初めはこうだったのか。それ以外にも、二作目からは与件とされている事柄が解かれてスッキリした。(こういう、順序を逆にした読み方のたまには面白い)。当然だが、後作よりはドラマチックな出来事がが多くて面白いし、エンディングのシナリオが巧い。もちろん、この作者ならではの時代考証と現代への警鐘もたっぷり記述されていてグイグイよんでいける。強いて難癖をつけるとすれば、カバーデザインがちょいとイケていないことか。二作目以降の表紙は、なかなか味のあるイラストで気に入っているのだが.... --- 2009.01.22
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?
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97年14刷本
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初出から20年以上になるらしい。
江戸時代を時代劇的に見る観点とはまた別の視点から見ることができるようになるかも。お勧め。
シリーズの1作目。 -
随分昔に読んだ小説ですが文庫本で見つけたので読み直しました。タイムスリップものですが、江戸時代の考証がすばらしい。江戸時代の文化に興味がある方にお勧めです。
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