ぐうたら好奇学 (講談社文庫 え 1-24)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061831315

感想・レビュー・書評

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  • 前半にいわゆる「下品」な話が多いですが、中~後半は控えめです。
    昔日の渋谷の姿が描かれていて、今の姿との差に驚きを感じます。

  • 「う〇こ」などいつもの感じもありつつ、これまで読んできた「狐狸庵」シリーズとは少し趣が違うように感じました。
    風雅を愛する狐狸庵先生の、孤独と哀愁、戻らない日々に対する懐旧の念が染みわたるような・・・味わい深いエッセイです。
    もちろん「う〇こ」とか、「放〇」とか、いつもの感じもあってほっとするのですが。笑

    あとこの本を読んで先生が劇団の座長をしていたことを初めて知りました。
    その劇団の団員応募資格とは、まず全員「素人」であることと、
    1.楽譜がよめないこと
    2.音痴であること
    3.自分で歌っている曲名を、他人が当てることができない人は、文句なしに主役にする

    とのこと。間違いなく大爆笑の舞台だったんでしょうね。毎回超満員だったというのもうなずけます。

  • 読みました。今回はいつもと違って電子書籍で読みました。電子書籍には何となく抵抗がありましたが、思ったよりもよかったです。文庫本を読むのと似たような感覚で読めたと思います。
    弧狸庵先生のエッセイは小説と違って気軽に面白く読めるのがいいです。

  • 本当は単行本

  • 憎まれ口の裏に女性へのやさしさを隠した痛快無比な愛情論。

  • オヤジ最高。ウンコ最高。日本はもう駄目だよねー。

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著者プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50~53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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