銭の城 (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 38
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061831377

感想・レビュー・書評

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  • フエの宿でくすねたわけだけども、”チェンマイ・ロングステイ・ライフの会”って判が押してあったのでまあいいんじゃないのか。だいたいこういう本はバックパッカー達の財産であってゲストハウスの財産ではないはずだ、ってのはいいわけか。
    カンボジアで読んでスリランカで日本人にあげた。

    表題作はサクセスストーリーなんでそんなうまくいくかっていらっとする。
    困難も成功も、イベントであってだな、本当の困難は日常の些末事であってだな、特にお話になりもしないのになんだかうまくいかない毎日なんだ。サクセスストーリーなんてくそくらえ。まあ、暇つぶしにはなった

  • 02年33刷本

  • 話は読みやすく、わくわくする展開もありました。
    ただ、主人公に都合が良すぎる出来事が多すぎて出来レースを録画で見ている
    心境でした。

    できすぎる主役をおくなら、もうちょっと、背景事情に困難をおいても楽しめた
    んじゃないかなあと思います。

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著者プロフィール

白石一郎(しらいし いちろう)
1931年11月9日 - 2004年9月20日
釜山の生まれの作家。終戦までは釜山、戦後は佐世保市で育った。長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。双子の息子がおり、白石一文・白石文郎両名ともに作家となった。
1987年『海狼伝』で第97回直木賞、1992年『戦鬼たちの海—織田水軍の将・九鬼嘉隆』で第5回柴田錬三郎賞、1999年『怒濤のごとく』で第33回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。

白石一郎の作品

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