コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 489
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061831582

感想・レビュー・書評

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  • 2019.08.18 読了。

    上巻なので未評価とする。
    村上龍さんの作品ってこんな読みやすいんだ!ということに驚いた。
    過去に読んだ作品と比べるとだいぶんエンタメ寄りだからな?

    『五分後の世界』『希望の国のエクソダス』とか、めちゃくちゃ読みにくかって個人的には合わない作家さんなのかと思っていたが、同じ方が書いたとは思えない程読みやすいし、面白い。

    そして上巻の終わるタイミングもすごい良いのね。
    そら続き読むでしょ!ここで止まらないでしょ!って感じ。

  • 初期の村上龍の圧倒的な暴走感。

  • ミュージカルを見てから原作を読んだのでいろいろと描写がしっかりしていてよく分からなかったところが補完できた気分。
    普段暴力的な表現の少ない本ばかりを読んでいるんだと痛感する。
    ただ、必要な表現だと思い、痛みをガマンしつつ上巻を読み終えました。
    下巻はどう着地するのか。楽しみです。

  • 第3回野間文芸新人賞

  • みーさんリコメンド

    下巻でどう着地するんじゃろ

  • これを「コインロッカーで生まれた孤児が世間で足掻きながらも生きていく物語」とか言っちゃうのはどうかと思う/ 村上龍はそんなこと絶対に考えてない/ 時代かもしれないけど泥臭さと、堕落した連中と、不幸な方へ歩いていく登場人物たちが粘ついて気持ち悪い/ 幻惑的な描写も相当邪魔/ 好きな奴はそう言う部分が好きなんだろうけど/ あと、フリを散々やっといてオチがあれじゃ竜頭蛇尾/ だちゅら!

  • 自分が最も欲しいものは何かわかってない奴は、欲しいものを手に入れることが絶対にできない、キクはいつもそう考えている。

  • 赤ん坊の頃、コインロッカーに捨てられていたらしい
    そんな不幸を自慢したいわけではないが
    これから始まる物語にはとっかかりが必要だってんで
    そいつをネタにメジャー歌手となる
    生まれつき歌の才能はあったので、まずまずの成功をおさめるが
    それに増長した彼は
    体育が下手で、いつも兄貴に嫉妬していた惨めな過去を
    すべて書き換えようとしてしまう
    テレビの企画で押しつけられた母親との再会
    そいつを自分の涙で美しく彩れば、なにもかも変えられるはずだった
    たとえそれが本物の母ではないにしても

  •  11月に佐世保を訪問し、いつか読み返したいと思っていたので、記憶が新鮮なうちに読んでみた。軍艦島も行けたらもっとよかったのだろうけど、なんとなく九州、長崎、佐世保、港や駅の様子を思い描きながら読めて楽しかった。

     ページに小さい字がぎっしり詰まっていて1ページ読むのに2分くらい掛かる。里親の立場で読むと、桑山夫妻がキクとハシにやさしくてよかった。お母さんの亡くなり方が悲ししぎる。キクの躍動する感じがすごくよかった。

     脇役によく喋る人物がたくさん出てくる。みんな同じ人格のように見えて、あまり描き分けができていない感じもする。

     里親小説だった。

  • ぶっトンどる。
    キクとハシのキャラクターがだんだん濃くなっていく。
    下巻が楽しみ。

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著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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