妄想名探偵 (講談社文庫)

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  • 講談社 (1984年2月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061831704

みんなの感想まとめ

独特のキャラクターが魅力のこの作品は、アルコールに溺れながらも名探偵として事件を解決する主人公、アル忠さんの妄想を描いています。彼の過去は多様で、元刑事や元商社マンなどの背景があり、果たしてそれが本当...

感想・レビュー・書評

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  •  アルコール中毒で「アル中」なのではなく、アルジェの外国人部隊から帰って来たばかりの番屋の忠太郎、つまりアルジェの忠太郎で「アル忠」さん。
     元刑事だったり、もとポン引きだったり、元商社マンだったり、いろいろな過去を……本当に持っているのか、そういう妄想なのかは分かりませんが、飲んだくれの名探偵アル忠さんが、名推理で事件を解決します。

     語り部は推理作家の津藤さんで、よく一緒にいるメンバーも大体同じなんだけれど、殺人事件に遭遇しすぎでしょ、という突っ込みはさておき。
     忠さんのキャラがよかったです。
     ラストは寂しかったけれど、これが寧ろよかったんだと思う。

  • アシモフの「黒後家蜘蛛の会」や「ユニオン・クラブ綺談」・・・はたまた現代で言えば「百万のマルコ」的作品。

  • ★☆☆ 妄想で名探偵、っていう発想が面白い♪

    都築さんは古い作家さんだと思うんだけど、
    ミステリの勉強をしているときに名前が出てきた気がしたので、本を買ってみました。
    主人公は、『自分は名探偵だ』っていう妄想で、探偵をしちゃうおじさん。笑
    ミステリとしては、トリックが斬新!とかは思わなかったけれど、設定は面白いのでは。
    キャラが立っている小説は好きです☆
    他のも読んでみようー。

    (2008.07メモ→2010.04ブクログ)

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著者プロフィール

都筑 道夫(つづき・みちお):1929年東京都生まれ。十代から時代小説・推理小説を発表、その後も評論・SFと幅広く執筆。2001年『推理作家の出来るまで』で日本推理作家協会賞、02年日本ミステリー文学大賞受賞。著書に『猫の舌に釘をうて』「なめくじ長屋」シリーズ、『黄色い部屋はいかに改装されたか?』『幽鬼伝』など。03年逝去。

「2024年 『大江戸綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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