星とトランペット (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 14
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061831803

感想・レビュー・書評

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  • 私が確か中学生か高校生の時、
    突然母上がプレゼントしてくれたこの本。

    大好きでずっと大事にしている。

    その後出会った友達に貸したら
    とても気に入ってくれたけれど、
    その時すでに絶版。

    その子が好きなお話をコピーしてあげたのが
    懐かしい思い出だ。

    11編の童話集。

    コンサートの大成功の帰り道、
    トランペット吹きは不思議な男と出会う…
    『星とトランペット』

    ポケットの中にきりんが住んでいるという青年、
    その青年の仕事は高層ビルの窓拭き…
    『ポケットの中のきりん』

    その他『いつものお店』『たんぽぽ書店のお客さま』
    『日曜日には夢を』…
    気がつけば好きなお話ばっかりだ。

    これがほとんどすべて竹下さんが10代の頃に
    お書きになったというのだから素晴らしい才能。

    安房直子さんが好きな方は絶対にお好きだ。
    安房直子さん好きの方がこの本を未読とは思えないが念の為。

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著者プロフィール

竹下文子
1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ! なんきんまめ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『なまえのないねこ』で講談社絵本賞など6つの賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『まじょのむすめワンナ・ビー』『トリケラトプスのなんでもないいちにち』、『しゃっくりくーちゃん』、『ねえだっこして』、『にげろ! どろねこちゃん』、『なんでもモッテルさん』などがある。静岡県在住。

「2022年 『げんきになったよ こりすのリッキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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