焦茶色のパステル (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 734
感想 : 84
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061832992

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに岡嶋二人さんの本を読んだので再読。
    たぶん岡嶋二人さんで一番好きな本。
    競走馬をテーマにしたミステリで面白いと思う。
    携帯電話がない時代なのも、今改めて読むと新鮮ですね。

  • 2016年31冊目。
    かなり昔だけど少しだけ競馬やったことあったから、そんな昔を懐かしみながらあっという間に読んでしまったw
    ミスリードにいちいち引っ張られて、結局最後の最後まで分からなかった^^;
    クラインの壷と99%の誘拐が相当おもしろかったから、比べちゃうとやや評価下がるけど、それでも全然楽しめた。
    他の作品への期待も高まった!早く次読みたい!w

  • 有馬記念前日に気合を入れるために読んだ1冊。
    なるほど、面白い。
    疑惑の対象におけるミスリードはやはり有効なんだなぁ、としみじみ。これはかなり高いレベルで成功してるんじゃないかなぁ。
    競馬に興味がない人でもこれは楽しめると思う。
    これが書かれた時代のクラシックが4歳だったり、秋華賞がまだなかったりと、競馬好きはそういう部分でも楽しめる。
    てか競馬ミステリ超面白い。

    有馬記念は負けました。
    本命が最下位に飛びました。
    競馬は超面白くない。

  • 2015.5/11〜15。競馬ミステリ。知識がなくても充分に楽しめたが、あまりにわからなすぎて少し?なところも。しかし飽きのこない展開に読ませる筆力はさすが。これがデビュー作なんてレベルが高い。岡嶋作品はたくさん積んでるから楽しみ。

  • 前半は事件について淡々と迫っていくのだが、後半はどんでん返しの連続で…思い描いていた犯人とは全く違うところから様々な関連事項が続いてきました。競馬について、馬についてわからなくても、非常に面白く最後まで読めました。少々、生物学的な部分も有りましたが、「へぇ~」っという感じで読み進められます。

    また、作品の題名がこのミステリーをより傑作に持っていった要素だと感じました。パステルカラーというと柔らかいイメージだが、この作品のパステルは「事件を解く鍵」でした。

    『99%の誘拐』も面白かったのですが、私はこの作品の方が面白いと思いました。

  • 少し前の淑子さんのラジオ番組で島田明宏氏が自分の本のことを喋っていたのだが、そこでディック・フランシスのことも話題にあがり、それを聞いたら久し振りにちゃんとした競馬ミステリーが読みたいなと思って、「ノン・サラブレッド」を買ったついでに、大昔に読んだこの本も買ってきた。

    東北の牧場で起こった競馬評論家と牧場長、それにサラブレッド親仔が撃ち殺されるという事件を、競馬のことには全く無知な評論家の妻と、競馬新聞の会社に勤めるその友人の女性二人で追っていく。
    何か毛色に纏わる話だったことだけ覚えていたが、細部はもとより大筋もすっかり忘れていて殆ど初読と同じ、いや、ちょっと分かっていた分、気を回しながら読めて十分楽しめた。

    現在では血統登録にあたって、この本の時代と異なりサラ系全産駒について血液型検査はもとよりDNA型の検査も行われ、個体識別にはマイクロチップも併用されるようになっているので、ここにあるような話は起こりようもないのだが、「ノン・サラブレッド」でも1970年代の血統に対する考え方について『一応こだわってはいたけど、今と違ってごまかしが利いたから…』と書かれていたように、1982年に書かれたこの本はまさにそうした時代背景があってこそのお話。
    図らずも血統に纏わる話を続いて読むことになったが、そこには何年競馬をやっていても汲めども尽きぬ奥の深さを感じる。

  • 競馬を題材としたミステリ。
    ディック・フランシスの作品と同様に、競馬に然程興味が無くても楽しめる。ミステリそのものに興味が無かったら分からんけど。
    女性二人のバディ物としても楽しませてもらいました。
    何だか、近年の読書傾向に毒されてるなー。

  • 1984年出版か。
    設定や思考が色々旧くて、え?そういう反応?という違和感がちょっと邪魔だったw
    ラストで示される競走馬への思いが残念だった。人の都合で生まされ育てられ走らされる馬たちだが、人の都合で死んでいいのは人だけだ。

  • 競馬にまつわるミステリー。競馬のことを知らなくても楽しめます。少し競馬のことを知ることができるのが、知的好奇心を刺激するし、何よりもトリックがおもしろい。

  • 岡嶋さんお得意の競馬ネタ!今回はパステルの毛色をめぐって、話が展開していったが実はその親、ダイニリュウホウのことが事件のカギだったことが驚いた。ダイニリュウホウがサラブレッドだったということが嘘だった。それを隠すために何にもの人が殺されていく悲しい展開だった。

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著者プロフィール

岡嶋 二人(おかじま・ふたり)
徳山諄一(とくやま・じゅんいち 1943年生まれ)と井上泉(いのうえ・いずみ 1950年生まれ。現在は井上夢人)の共作ペンネーム。
1982年『焦茶色のパステル』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。86年『チョコレートゲーム』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『99%の誘拐』で吉川英治文学新人賞を受賞。同年『クラインの壺』が刊行された際、共作を解消する。井上夢人氏の著作に『魔法使いの弟子たち(上・下)』『ラバー・ソウル』などがある。

「2021年 『そして扉が閉ざされた  新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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