殺人行おくのほそ道(上) (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061833210

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  • 叔母に絡む不可解な出来事、そして殺人事件を、姪の麻佐子が調べ、推理していく。
    調べるにつれ、叔父、叔母が怪しく感じてくる一方、勘違いであって欲しいと願う麻佐子の思いが切なく感じる。
    題名に「おくのほそ道」とあるが、ストーリの本質にはあまり関係ない。

  • 銀座で洋装店を経営する叔母は、倉田麻佐子の自慢だった。ある時、麻佐子は、叔母が叔父の山林を、無断で売ったことを知り愕然とする。謎を探る彼女は、山林売買の仲介をした海野が交通事故で死んだことを知る。

  • 伯父さんの悲しみは誰にも理解できない。

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著者プロフィール

松本清張
1909年、福岡県小倉(現北九州市)に生まれる。51年、《週刊朝日》主催の〈百万人の小説〉で「西郷札」が三等に入選。53年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。55年、短篇「張込み」で推理小説に進出し、56年に作家専業となる。58年に刊行した初の推理長篇『点と線』は大ベストセラーになり、一大推理小説ブームを引き起こす立役者のひとりとなった。70年『昭和史発掘』で第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92年死去。

「2022年 『歴史をうがつ眼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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