マッチ箱の人生 (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 75
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061833425

感想・レビュー・書評

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  • 惜しい感じ。今の時代ならオムニバス形式で最後もっと面白くした方がウケるかと。
    でも坂道の話は普通に怖かった。てか、この短編集は女の不倫が多いですな。

  • 短編系では有名ドコロということで試しに買ってみたのですが、どうにも合わなかったようで。
    面白いことは面白いんですが、ハマるほどでもなく。
    13本の短編が収録されています。
    解説にありましたが、概ね女の恐怖をユーモアにしたものです。
    大体は理解できたけど、「教育ママ」だけどうにも理解できなかった。
    …これを書きつつ、そういうプレイをしていたんだと、理解(多分だけども)
    「未亡人」「プラスの関係」「匂う女」はオチでニヤリとしました。
    ほかは概ね、背筋がゾクッとするようなブラックな感じです。
    ただ、どれもこれも正直わかりにくいです。
    読み込む能力が足りないとか、時代背景がずれていて想定しにくいとかもあるんでしょうけどね。
    星新一のショートショートの広場(星新一が選んでるだけで書いては居ないけど)は楽しく読めているので、単純に合わないだけだとは思いますがね。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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