起承転結殺人事件 (講談社文庫)

  • 講談社 (1984年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (321ページ) / ISBN・EAN: 9784061834071

みんなの感想まとめ

多様なキャラクターが織りなす短編集で、自由奔放な大貫警部とその部下井上、さらには井上の彼女直子が共に難事件を解決していく様子が描かれています。作品の魅力は、主人公たちの個性豊かなやり取りと、事件解決の...

感想・レビュー・書評

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  • 大貫、井上シリーズは、タイトルがほぼ全て四字熟語+殺人事件となっているのが特徴である。本作には3つの短編が収録されている。自由奔放でやりたい放題な大貫警部とその部下井上そして、井上のチャーミングな彼女直子が難事件を解決する。

    大貫警部は横溝正史「金田一耕助シリーズ」の等々力警部みたいに、全てが的外れと言うわけじゃなく、何気に事件を解決に導いていくところに違いがある。食に卑しくいつも俺さまな上司につかえる井上、その彼氏を支える直子のバランスが丁度いい。

  • だらけた先輩と、その下で頑張る後輩の短編集。

    最初の事件で出会った存在が、最後まで。
    しかも、完全に助言配置にいるという状況。
    そもそもこんな状況でいいのか!?w という
    突っ込みもできます。
    先輩にいたっては、突っ込むだけ無駄な気がしますが。
    ここまで正直に生きているのは、うらやましいです。

    先輩の適当な考え、後輩の頑張り、的確な指示、と
    全員の役割分担ができているので、殺人事件なのに
    やたらにコミカルというか、突っ込みどころ満載。
    お約束感がでてきて、面白かったです。

  • 起承転結殺人事件
    満員御礼殺人事件
    四苦八苦殺人事件
    の3部作.

    起承転結では,直子の父親と井上刑事の劇的な出会い,
    なぜ,直子と井上刑事の絆が強いのかが分かった.

    当初は直子が主人公ではないことが想像できた.

    満員御礼,四苦八苦とも,井上刑事の苦労が分かるとともに,
    直子,大貫警部も活躍していることが分かる.

    赤川次郎の得意とする3人主人公の典型かもしれない.

  • 2011/5/4読了。野放図な警部と彼に振り回される部下を中心にした短編集。つまらなくはないけれど、あまりにもくだらない。読みたい本が他にあるならばそちらを優先させるべきだと思う。

  • 出版社/著者からの内容紹介
    中華料理店で客を人質にとったライフル魔は、人質解放の条件に警官をひとりよこせと命令、大貫警部は得たりとコンビの井上刑事にその役を押しつける。哀れ井上刑事!だがライフル魔は意外な要求を出した。自分は、事故で沈んだ遊覧船の元船長だが、事故は誰かが仕組んだ筈、その真相を調べてほしい……。
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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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