- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061834156
感想・レビュー・書評
-
幽霊時代、時計台、ケンタウロスの子守唄、水の中の微笑、エンゼル・ゴーホームの5篇。いずれもSF作品。エンゼル・ゴーホームは他の本で読んだ記憶ありで、コメディー風の作品で楽しい。それ以外は暗めの話。ただ短編だと骨組みがきっちりしているのがわかっておもしろい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「幽霊時代」というタイトルですが、全編SFです。
「幽霊時代」「時計台」「ケンタウロスの子守唄」「水の中の微笑」「エンゼル・ゴーホーム」の短編5本収録。
栗本薫というと、私にとってはグインサーガだったり伊集院大介ですが、これ読むと、SF作家だなぁと思わせます。やはりこの人多才ですね。
収録5本とも、とても面白いですが、「古き良き」SFという雰囲気。書かれたのが1985年なので、さもありなん。でもこういう話しも良いものです。
あと、巻末の「解説」が夫婦共作というわけのわからない(^_^;)解説です。しかも自分の作品を自分で解説するとか、もう何でもアリ。笑わせてくれます。 -
「幽霊時代」は面白いかもしれない。こういう淘汰があるかもしれない。文体模写も。'89
全4件中 1 - 4件を表示
著者プロフィール
栗本薫の作品





