その後の仁義なき桃尻娘 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061834422

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  • シリーズ第二弾。

    今回は、大学受験に失敗して予備校に通うことになった榊原玲奈の登場機会はずいぶん減って、源一の愛した「先輩」こと滝上圭介と醒井凉子のひと夏の恋とその帰結が多くの登場人物の視点から語られていきます。源一の心情に寄り添う著者の語りに、『恋愛論』(講談社文庫など)のもとになった講演の最中に泣き出してしまったという著者自身の姿をどこかかさねてしまいます。

  • は-5-2

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。イラストレーターを経て、77年小説『桃尻娘』を発表。『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。2019年没。

「2023年 『完本 チャンバラ時代劇講座 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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