四国連絡特急殺人事件 (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061834859

感想・レビュー・書評

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  • 遍路中殺され、同行者の証言で浮上した人物は
    きちんとしたアリバイがあった。

    目撃者はいるけれど、アリバイがある状態。
    どういう事だろう、と思っていたらまた殺人。
    一体殺害動機は何だと思っていたら…な状態でした。
    男女って、恐ろしいものです。
    一番の被害者は、作中で言っていた通り
    確かにあの人だけ、かと。

  •  2時間サスペンスでも、西村京太郎さんの作品を楽しませてもらっています。最後まで誰が犯人か分からず、ドキドキしながら読めました。面白かったです。

  • 犯人の候補がめまぐるしく変わる,読んでいて飽きない小説。
    東京から四国への生き方や,四国の鉄道の当時の状況がわかり,面白い。
    P364,365には,時刻表を掲載しており,現実味があふれる。

    鉄道捜査物の愛好者にはたまらない逸品。
    西村京太郎の能力全開という感じです。

    お遍路の話題や,お寺の話題もあり,実際に巡礼をする際にも参考になるかも。

  • 1998.3.16 40刷 629
    お遍路でにぎわう春の四国路。七十番札所に近い菜の花畑で、遍路姿の老人が刺殺された。そして同行の若い女が姿を消す。被害者が東京の著名な銀行経営者と判明して、警視庁の十津川・亀井コンビが出動する。そして発見された同行女性からは意外な証言が――。四国を舞台に多彩な列車を結ぶ旅行推理。

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著者プロフィール

1930年、東京生まれ。数々の職業を経て、創作活動に。63年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞など各賞を受賞したミステリの巨人。国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第4回吉川英治文庫賞を受賞した。2022年3月逝去。

「2023年 『ストーブ列車殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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