- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061835405
作品紹介・あらすじ
タイプの違う美人三姉妹を突如襲った火事騒動。辛うじて逃げ出したものの自宅は丸焼け、しかも焼けあとから若い女の全裸死体が出てきて、姉妹は呆然となる。頼るべき父親は出張中なのだ。若い女はいつ屋内に入っていたのか?魅力的な三姉妹が各自の特徴を生かして活躍するユーモアミステリの決定版!
感想・レビュー・書評
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’21年8月27日、読了。Kindleにて。
うーん…微妙、かな。いわゆるラノベみたいな感じ?ライトでポップな感じの、読みやすい小説でしたが…逆に悪く言うと、「何も引っかからない」小説、と言う事になってしまいます。でも、僕は楽しんで読みました。
いつだったか、講談社文庫の「夏のミステリー」的なのに選ばれているのを見て(評価もまあまあ高かった!)、赤川次郎さんも久しぶりに読んでみようかな、と思ってましたので、今回読んでみました。赤川さんは過去に、「三毛猫ホームズ」シリーズを何冊か読んだくらいかな…まあ、読後感は、同じような印象です。
最近、積読中の本がやたら増えてしまって…頑張って読んでます。今は新たに購入しないで、積読を減らそうと…でもKindleなら、と思って久しぶりのKindle本で読みました。電子書籍って、なんかイマイチ、ですね。感想も、Kindleで読んだからかな?かる〜い感じ、でした。
このシリーズ、どうしよう…もう少し、行ってみようか? -
仕方がないことですが、表紙のイラストと時代背景のギャップに、なんかなぁ~って感じてしまって、、、表紙って大事!古いままでいいのに
やはり犯人はあの人なのね。。。
何よりも家族を放ったらかしにする能天気な父親が一番の問題に思います。 -
たくさん人が死ぬなぁ…
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ちょっと古い作品だが、ライトノベルのような気軽に読める小説。表紙から子供向けの印象を受けたが、二十代の自分でも思ったよりは楽しめた。
ミステリとして意外性は無い。ただ文体は読み易く且つテンポも良い。緩急のある構成は読者を飽きさせず、それでいて誰もがスッと没入できるような滑らかな文章。平易ではあるが、必要以上平易になり過ぎず、万人が楽しめる事と思う。
また、今から四十年近く前の作品であるにも拘らず、些とも古臭さを感じさせないのにも少し驚いた。今後、刊行から半世紀近く経とうとも凡ゆる世代の読者の鑑賞に耐える作品であろう。 -
おっとり大学生綾子,しっかり高校生夕里子,ちゃっかり中学生珠美の三姉妹。早くに母を亡くし父と4人で暮らしている。父が「出張」で留守の夜,原因不明の出火で家は焼失,おまけに焼けた家の中から父の同僚である若い女性の死体が発見される。連絡が付かない父が容疑者と目されるが,無罪を信じる三姉妹は真相追及を開始。ふんわかした話かと思いきや,同級生の母親の不倫騒動,綾子が妹の担任教師に言い寄られるとか,生臭い出来事も書かれている。昭和57年の作品。これを皮切りにシリーズ化,24作品になんなんとする。
(乃木坂文庫版,表紙は生田絵梨花さん) -
とっても面白かったです
個人的に綾子が好きなんですが、綾子と夕里子は生まれてくる順番を間違えたような気が・・・ww
いや、珠美もそうかな^^ -
シリーズものって確かにこんな感じだったなってのを思い出させられた
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赤川作品はサラサラっと読めるんやけど冷静に考えたら死ぬほどメロドラマやしえげつないことが多くて好き
著者プロフィール
赤川次郎の作品





