何でもない話 (講談社文庫)

  • 講談社 (1985年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (228ページ) / ISBN・EAN: 9784061835627

みんなの感想まとめ

何でもない日常の出来事を素材にした短編集で、人生の一瞬を切り取ったような作品が特徴です。登場人物たちは、罪を抱えながらも何気ない日々を生きる姿を描かれ、読者に自らの生き方を問いかけてきます。心温まるエ...

感想・レビュー・書評

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  • 何でもない日常の出来事を素材にした短編集。

    罪を犯しながら、何でもなかった風に生きている人たち。しかしあなたはどうですか、他人のことを言えますか?と問われているかのような話あり。
    他、良心的な医者の話、自分の職業を息子に隠して生きる母親の話等、心温まるような寂しくなるような話もあり。
    一話ずつゆっくり読み、ため息をついて静かに本を閉じるような読後感。

    • なおなおさん
      さてさてさんのような感想の出だしとは、“質問”を織り交ぜたところでしょうか^^;
      全く意識しておりません。
      恐れ多いですペコ( っ_ _)...
      さてさてさんのような感想の出だしとは、“質問”を織り交ぜたところでしょうか^^;
      全く意識しておりません。
      恐れ多いですペコ( っ_ _)っ))ハハァ

      はぁ?なおなおさんが遠藤周作?とびっくりされたことでしょう…(^_^;)いいんですよ…。
      ブク友さんの本書登録、そしてタイトルが気になって仕方なく、借りてみました。
      恥ずかしながら、遠藤周作さんは初読みなんです。
      「海と毒薬」を持っていますが、何年も積読状態です^^;
      ほぉ…なおなおさんもそんな本を読むんだ、と意外性を増やしていきたい(๑•̀ - •́)و(笑)
      2024/07/15
    • Manideさん
      そんな思ってないですよ(^^)
      さすがだな〜と、いろんな本読んでるな〜と、感じてましたよ♪
      そんな思ってないですよ(^^)
      さすがだな〜と、いろんな本読んでるな〜と、感じてましたよ♪
      2024/07/15
    • なおなおさん
      恐れ多いですハハァー!!(ノ´ロ`)ノ☆^((o _ _)oペコ
      恐れ多いですハハァー!!(ノ´ロ`)ノ☆^((o _ _)oペコ
      2024/07/15
  • 人生の意味も無く過ぎ去って行く瞬間を切り取ったような短編集。

    ああこの感じわかるって思える。同じ経験をしている訳でもないのに、同じような感情や感覚は心に湧いたことがある。強い感情ではなく、ぼーっとしながらすり抜けていくような何気ない気持ちを描写している。

    遠藤さんのホラー怪奇小説がけっこう面白いことを発見。

    また他の作品でも登場してる(?)キャラクターが出てくるのもファンとしては嬉しくなってしまう。(「尺八の音」)

  • 短編集
    どれも読みやすいし前半引き込まれるけどオチがなんかボヤッとして終わるな〜と思い始めてから読むペース落ちた

  • よかったです

  • 『沈黙』があまりに素晴らしかったので遠藤さんの他の作品を読んでみたくて中古本を買ってみたけどこっちはあんまり…。テーマが被るような話もあったり。
    一番よかったのは、短編『爪のない男』。
    話に無駄がなくて、小気味良いホラー。好き。

  • 何でもなくない!と、言いたくなるような話ばかり。

    短篇集で読みやすいです。

    解説で作者のあたたかい心を感じさせると書かれていたが、私にはあたたかさが感じられなかった。どの話もこわかった。

  • 何でもない話
    「尺八の音」「姉の秘密」はお気に入りの2編だ
    「尺八の音」:死刑囚の死刑執行は不意にやってくる その日を待つのは残酷だと書いてある。法務大臣が判を押せば執行される。だがしかし、死刑執行の日が決まっているとしたらどうだろう。その日を1日、1日待つ
    それは残酷を通り越し気が振れてしむかも知れない。死刑執行日は死刑囚自身に決めてもらっては如何なものか?90年後・・でも、200年後でも・・・・。生きる事、死ぬ意味をつくづく考えさせられました。

  •  表題の通り、今の日本になら日常茶飯事に起きているであろう些細な物事、しかしそれは本当にそれですまさられることなのか、あなたはどう思うか、という著者の問いかけというか、小説を通してのアイロニーにも近いユーモア。
     短編集です。

  • あれ、あんまり印象に残ってない…

  • 題名のとおり。
    何でもない話のオンパレード。
    遠藤周作にしては、こんな軽くてくだらない話が珍しいのではないだろうか。
    日常的な当たり前をユーモア溢れる流れでかかれている。
    本当に何でもない話。
    いや、だけど遠藤周作だからこそ何でもない話でも何かあるんじゃないかって思わされる話しもいくつかあった。
    果たして、遠藤周作は軽い気持ちで書いたのか、裏の何かを読者に求めているのか。
    そんなのを問われるような本だった。

  • >127
     そういう美しいものを見ると彼はかえって自分の枯れ果てた心を哀しく思った。

    >189
     あたしその時、どんな人だって背中に荷物をもってこの世を歩いてるんだよ、と答えたのを憶えている。

  • 080409(080410)

  • 「海と毒薬」とは一転して軽い感じの遠藤周作短編集。ホラーありユーモアありの日常生活をさりげなく彩る十篇。私的に「気の弱い男」と「知らぬが仏」がイチオシ。とくに「気の弱い男」の最後のシーンが感慨深い。彼ってこんな読みやすい作品もあるのねと驚かされる一品。

  • ちゅうぜつもりっぱなひとごろし

  • 家にあった本です。
    これを読んでから遠藤周作さんの作品が好きになりました!
    この本は比較的薄くて読みやすいです。そして面白い!

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著者プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50~53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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