羊をめぐる冒険 (下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 167
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061836075

感想・レビュー・書評

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  • この作品には素敵な場所や風景が度々登場します。「ジェイズバー」もそうですし、「いるかホテル」もそうです。もちろん、山の牧場だって。

    「羊をめぐる冒険」はいよいよ終わりを迎えます。ふとしたことから手掛かりを掴み、写真の風景と同じ牧場にたどり着いた「僕」と「美しい耳の彼女」。

    結末は感動でした。「僕」は本当に全てを失って、一体「僕」が何をしたんでしょうか。人生は不合理で不平等で不公平です。

    春樹さんは、デビューした時から既に作家「村上春樹」として完成されてた様な気がしてなりません。「完成」と言う表現を春樹さんは嫌うかもしれませんが、不完全と言う名の「完成」なのです。人は不完全であるが故にそれを補おうとして想像力を掻き立て、まだ見ぬ世界を作り上げていくのではないでしょうか。

  • やっぱ村上春樹だなぁ

  • 学生時代に村上春樹にはまり購読。

  • ファジィな精神。
    無辜な世界。
    流星群が流れる。
    リノリウムな性交。
    まほろば。

  • 物語の中にすっかり入り込んでしまい、ついつい急いで読み終わってしまった。素敵な耳のガールフレンドにはもう会えないのだろうか?とそれだけが心残りだ。それとピンボールとジュークボックスのあるバーに行きたくなった。

  • 失うことについて。

  • ダンスダンスダンスの先に読んでたのでやっと話がつながった
    羊男の挿絵が思いのほかかわいくなくてショックやった

  • すっかりせつなくなっちゃった。
    結末が泣けた。
    友達とか、
    一緒にいた場所とか、
    どんどん消えていってしまうものね。
    私だって手に入れたいよー

  • 札幌などを舞台とした作品です。

  • ただひたすら悲しい。
    主人公が何をしたというのだろうか。
    なぜ主人公の大切な人は次々と存在を消してしまうのか。
    理由も原因もない、喪失。
    悲しすぎるラストシーンに、思わず泣いてしまった。
    名作だと思う。

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著者プロフィール

村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、京都府京都市伏見区生まれ、兵庫県西宮市芦屋市育ち。早稲田大学第一文学部映画演劇科卒。大学在学中にジャズ喫茶「ピーター・キャット」を国分寺・千駄ヶ谷に開店していた(1981年、店を人に譲渡)。1979年にデビュー作の「風の歌を聴け」で群像新人文学賞を受賞。谷崎潤一郎賞、読売文学賞、朝日賞など数々の受賞歴がある。2006年にフランツ・カフカ賞、2009年にイスラエルのエルサレム賞受賞。ノーベル文学賞に最も近い作家の一人と言われており、毎年発表時期に日本国内でニュースになる。事実、村上春樹作品は全世界で翻訳されており、アメリカ・アジアでの評価がとりわけ高い。フィッツジェラルドやレイモンド・カーヴァーなどの作品の翻訳も手がけ、翻訳家としての仕事も高い評価を受ける。翻訳と創作活動を交互に行うことで、作風を変化させ、作家としての成長を続けている。新作が発表されるたび大きな話題となるが、近年は特別番組「村上RADIO」にてラジオDJも務め(不定期放映)、数々の名言も注目を集める。代表作に『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』。2019年7月31日に『神の子どもたちはみな踊る』が舞台化。アメリカのサックス奏者スタン・ゲッツの伝記翻訳を2019年8月刊行。2019年9月10日発売の『文藝春秋』10月号で「至るところにある妄想 バイロイト日記」を寄稿。

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