- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061836150
感想・レビュー・書評
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江戸の暗部を描いた短編集。
半右衛門や彦さんが出てくるがオチに驚く。
左内が出てくるのはテレビ版の仕掛人ファンには嬉しい次第。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昨日から、雪で外に出られなかったので、以前に読んだ本を再読。池波正太郎の本はおよそ読んでいるが、いつ読んでも、何度読んでもいいものだ。梅安シリーズの前に、必殺シリーズを予感させる短編集。仕事をする人、元締め、女、それぞれの気持ちがこもっている。
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『梅雨の湯豆腐』
短編集「殺しの掟」に収録されている一編。二人の香具師の元締から、「仕掛」を二件頼まれた楊枝作り兼仕掛人の彦二郎。この二件の「殺し」は。うまくいくと思われたが・・・。ラスト数行のどんでん返しに驚くこと間違いなし。ぜひ一読を!
【志學館大学】ニックネーム:まめしば -
面白い。
ちなみに、解説の筒井ガンコ堂とは、筒井康隆のことではなく、筒井泰彦という方である。 -
自分の欲のために利害関係者を殺したいと思う人、妻を奪おうとする人を憎み殺したいと思う人、自分を生んでおきながら責任を全うしない、愛がない親への憎しみから殺したいと思う人。
いろんな思いが殺しにはつきまとう。同情出来るものもあるし、人間の愚かさに情けなるものもある。
著者プロフィール
池波正太郎の作品





