- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061836303
感想・レビュー・書評
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第4章(参謀五戒)は必読。
戦略的思考家とは、みずからの担当する職務において、つねにKFSがなんであるかという認識を忘れない人のことであろう。そして、彼は全面戦争ではなく、KFSに対する限定戦争に“徹底的に”挑むのである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良著は30年経っても良著であることを実感した一冊。今読んでも古さを感じさせない内容に驚き、大前さんの若かりし頃の奮闘に感動させられた。
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1985年に出版されたのだが、全くもって今でも十分読み応えがある。確かに事例は古いものの、逆にその後世の中がどうなったかで検証出来るので楽しめた。散髪の話はまさにその通りな訳で。
さて本題であるが、具体的な戦略思考の手法は無論参考になるが一番惹かれたのは第四章を中心とするKPSの設定の難しさと日本人が陥り勝ちな思考パターンへの言及部分。
未だにこの部分がそのまま課題になってしまっている日本企業の変革意識と行動の遅さが苛立たしくもあり、自分の胸にもグサリと刺さるのであった。 -
●妙薬とは
「なにができないか?」と考える代わりに、
「なにができるか?」と最初に考えることなのである。
そして、その「できる」ことを
「できなく」している制約条件を
ひとつずつ執拗にはぎとる戦略を
考えていくのである。
★★★☆☆
27年も前に出版された本でしたが
物事の本質を掴むロジックは
今も色あせずに楽しんで読めます。
参謀という大将を支え
裏を暗躍するようなイメージが好きで
つい借りた私は
著者の大前氏が書かれた
<企業参謀五戒>
1、参謀たるもの「イフ」という
言葉に対する本能的恐れを捨てよ
2、参謀たるもの完全主義を捨てよ
3、KFS(key factors fo success)については
徹底的に挑戦せよ
4、制約条件に制約されるな
5、記憶に頼らず分析を
それらを思わずノートに書き留めました。
「なにができるか」考えたいものです。 -
大前研一のビジネス書。
ビジネスにおける戦略について、考え方を書いた本。
考え方の参考程度にはなる。 -
経営戦略、マーケティングの普遍の部分をこの古い本から知った。
ただ、きちんと読みきれたかといえば、全然読めて無いのでレーティングは無し。ちょっと難しかったなぁ… -
何度も読むべき本。一回だけではもったいない。
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多くの方々のレビューの通り、とても数十年前に書かれた内容とは思えないほど現代ビジネスに対して示唆に富んだものであった。
しかしながら、今現在の自分自身の能力、知識、経験ではその内容を十分に理解できないということを痛感した…。 -
難しい!要再読。
実践で使えそうな応用例があり、具体的で勉強になった。 -
1985年に出版された本だけど
全く古く感じなかった。
日本人が四半世紀変化していないのか
それともこの本の内容が先に進んでいたのか。